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愛と優しさに包まれて   作者: 菜須よつ葉
全校音楽会
39/152

悠斗先輩のお迎え

私のいないクラスで、こんな話し合いがされているとは思わなかった。


いつも支えてくれる7組のみんなに感謝です。


内藤先生のクラスになれて本当に良かった。



その日の午前中は教室に戻ることが出来ませんでした。


午後の授業から出ることになった私。


4時間目が終わって、暫くしたら


『美桜ちゃん、落ち着いたかな? お見舞い持ってきたよ』


悠斗先輩が、いちごミルクを持ってきてくれた。


『えっ?』


『いちごミルクなら飲めるかなぁ? って思って美桜ちゃんのイメージで、いちごミルク買っちゃった。ほら、飲んで。次から出るんでしょ? 教室まで送るよ意地悪な事を、言う奴がいたら俺が許さないから!!』


悠斗先輩の言葉が届く。


『えっ・・でも』


『美桜ちゃん、俺に甘えて欲しいなぁ。 誰よりも俺だけを頼りにしてもらいたいなぁ。 美桜ちゃん?どうしたの? 泣かないで』


悠斗先輩の優しい言葉に、感極まる私。


『そんなに優しくされたら、甘えちゃう』


美桜の心からの言葉がこぼれていた。





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