表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛と優しさに包まれて   作者: 菜須よつ葉
全校音楽会
24/152

遥翔の思いやり

『そうか わかった 藤堂さん 怖い思いをしたね』


と、言ってくださった。保健の先生が遥翔くんに


『もう少し、藤堂さんに寄り添っていてあげてくれる?北島先生と生活指導室の、様子を見てこなくちゃだから』


と、言われて遥翔くんは


『はい、大丈夫です。一緒にいます』


と言ってくれていた。先生たちが出て行って暫くしたら遥翔くんが


『美桜、ほら』


と、手を差し出してくれた。震えが止まらない私は、遥翔くんの差し出してくれた手に思わず、手をのせた。そして、何度もギュッと握ってくれた。


『大丈夫、俺がいるから。心配いらない』


と、声を掛けてくれた。少しずつ落ち着いてきた私。


『美桜、大丈夫? 何かあったら俺に言って!』


遥翔くんが声を掛けてくれた


『迷惑かけてしまって、ごめんなさい。』


と、謝る私。





先生の監視も有り、コレで終わりかと思った。

7組への攻撃は、ますますひどい状態になるなんて思わなかった。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ