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愛と優しさに包まれて   作者: 菜須よつ葉
全校音楽会
21/152

酷くなる現状

朝練を終わって教室へ帰る時、指揮者の雪村くんが


『放課後の練習の時で良いから、一度通してピアノを弾いて欲しい。指揮の振り方、変化をつけてみんなが歌いやすいようにしたいんだぁ』


お願いされてた時、ボール(ソフトボールだったと思う)が私の顔めがけて投げられた。


クラスメイトの男の子が、気がついてボールを受け止めてくれた。


恐怖でその場にしゃがみ込んでしまった私。


私と雪村くんのすぐ後ろにいた、遥翔くんと涼くんが駆けつけてきてくれて、涼くんが素早く指示を出す。


『遥翔!! 美桜を保健室に連れて行け』


『雪村!! 誰でも良いから近くにいる先生呼んで来い』


『7組集合 こいつら先生来るまで逃げないようにするぞ』


涼くんは、これだけ素早く指示を出すと、6人の女の子たちに話しかけた。


『ねぇ、俺らに言いたいことがあるんじゃないの?』


『・・・・・・・』


『はぁ、逃げる気?』


『逃げても無駄だよ、これ撮影中だから』


と、言った7組のクラスメイトの言葉に諦めたのか文句を言い出した。



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