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愛と優しさに包まれて   作者: 菜須よつ葉
全校音楽会
19/152

混声四部合唱

私達7組は金賞を狙っていくために、曲選びの前に


『混声三部合唱』か『混声四部合唱』のどちらにするのか決めた


私達クラス40名、特別選抜クラスのため男女比は


綺麗に20人ずつでした。


女子パートは美桜を除いてソプラノ9人、アルト10人。


男子パートは、雪村くんを除く19人を2つに分けるか、19人で力強くするのかを話し合った。


クラスの中心である涼くんが


『男子!! 金賞に向けて、いっちょやるか? あえて難しい方を挑戦してみないか? 俺はこのクラスならやれるって思ってる指揮の雪村もリズムとれるよう1人で練習してる伴奏の美桜は文句無しだ! 金賞狙える条件揃ってる。後は、俺達男子のやる気だけだ。 なぁ、やってみないか?混声四部合唱』


クラスに熱く語りかけた。横で聞いていた私と雪村くんは


『頑張らなきゃね』


話し合った。


『美桜なら大丈夫だろ? 頼んだぞ』


雪村くんが応援してくれたのも、頼ってくれたのも嬉しかった。


そんなことを話し合っている間に、クラスでは話し合いが続いていて、結果は私達のクラスは『クラス一致団結』を目標に掲げ『混声四部合唱』をすることを選んだ。




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