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愛と優しさに包まれて   作者: 菜須よつ葉
全校音楽会
131/152

天然美桜炸裂

挿絵(By みてみん)


『美桜ちゃん お疲れ 俺が弾くよりクラス団結していて凄く良かったよ。辛い思いをさせちゃったけど俺等には大切な存在だから、これからも』


蓮先輩が、声をかけてくれる。


『蓮先輩!! 私 蓮先輩のピアノ聴いてみたいです。怪我が治ったら一緒にピアノ弾きませんか?』


蓮先輩に、おねだりをしてみる。


『え~ 俺 美桜ちゃんと弾けるほど上手くないって!!』


焦る 蓮先輩。


『え~~ 一緒に弾くのが楽しいんじゃないですか。誰も私達のピアノ聴きに来ませんよ』


って笑ったら、蓮先輩が


『えっ? マジで!! いやいや、美桜ちゃんがピアノ弾くって知ったら、全員来るってぇ~』


再び蓮先輩が、焦る。


『言わなきゃ、良いんですよ。 先生に許可だけ貰えば』


と笑った。


『何、2人で内緒話しているの?』


悠斗先輩と幸也先輩が、来た。


『2人で音楽室で何するって?』


幸也先輩が知ってるの? というくらい詳しく聞いて来る。


『ピアノ借りるだけだよ』


私が言うと


『美桜ちゃん!!』


焦る蓮先輩。


『?』


わかっていない私。


『美桜 ピアノ借りて どうするの?』


幸也先輩の質問が始まった。


『ピアノ借りて? 弾くの』


と、誤魔化す私。 隣で焦っている蓮先輩。


『そう、美桜ピアノ好きだもんな』


幸也先輩が、どんどん追い込んでくるが気づかない美桜


『うん』


微笑んで答えていく私。


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