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愛と優しさに包まれて   作者: 菜須よつ葉
全校音楽会
130/152

バトル?

『美桜ちゃんが、本気にするから適当なこと言ったらダメですよ』


楓先輩が言う。


池田先生と楓先輩が熱いバトルを交わしている間に幸也先輩が、私を呼んでくれて頭をポンポンして


『緊張した? 美桜』


と聞いてくれた。


『自分ではあまり感じてなかったけど、自分のクラス以上に責任を感じていたのかも。大きな拍手をもらったら安心して涙でちゃった。ごめんなさい』


『こらこら、謝らないの 美桜が涙を流す時は傍にいて涙を拭いてあげられる存在でありたいんだけどね』


つい言ってしまった俺の本音に、美桜はさすが天然無自覚


『私、そんなに毎日 泣いてないよ』



『高瀬 残念 美桜ちゃんに告白するならはっきり、ストレートに言わなきゃ 伝わらないって』


いつの間に横に来ていた楓先輩。


『・・・だなぁ』


少し残念そうな幸也先輩。


『・・???』


?が飛んでいる私。


『美桜ちゃん ふふっ、可愛い・・』


楓先輩が抱きしめてくれる。


『幸也 抜け駆けした?』


悠斗先輩が聞く。


『スルーされたけどね』


幸也先輩が、返事をする。


『じゃあ、本気で行くから』


悠斗先輩の言葉に


『おぅ、それじゃあ、俺も遠慮なく』


幸也先輩も宣言するかのように言う。


そんな会話をされているとは知らずに楓先輩と談笑中の私。





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