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愛と優しさに包まれて   作者: 菜須よつ葉
全校音楽会
121/152

先輩たちの会話

『仕方ねーな 美桜だからな』


『そうだな。俺が何とかしないといけないんだな』


と、悠斗先輩が言うと


『えっ? 俺でしょ』


幸也先輩が、言い返す。


『・・・ってかクラスのアイツってこと無いよなぁ』


悠斗先輩がつぶやく。


『アイツって? 指揮者の雪村か?』


『じゃなくって、もう一人の・・・』


悠斗先輩、名前が出ないらしい。


『お~ いたな。 いかにも美桜の事、あからさまに守ってる奴』


『そうそう』


悠斗先輩が、頷く。


『悠斗と同じで、片思いだろ』


幸也先輩が、笑う。


『えっ? なんで!! お前もそうだろ』


悠斗先輩反撃に出る。


『俺? 指揮者と伴奏者は、一心同体だから相思相愛だからな(笑)』


悠斗先輩と幸也先輩が、何やら盛り上がっている時


『先輩達、緊張してるんですか?』


思わず聞いてしまった私。


『えっ、どうして?』


幸也先輩が、不思議そうな顔で私を見つめる。


『だって、先輩達テンション高いんだもん』


自信満々に言う私。


『ふっ、あははは・・美桜ちゃん』


『ふふっ、美桜・・あははは・・』


悠斗先輩と幸也先輩が、私の一言で爆笑している。変な先輩達。


私の頭の上にはたくさんの『?』がふわふわ飛んでいた。


先輩達、やっぱり緊張してるんだ。 ふふっ。





と、独り勘違いをしている美桜

真実を知る日は、来るのであろうか・・・。

(・・心配になってきたよつ葉(笑))



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