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愛と優しさに包まれて   作者: 菜須よつ葉
全校音楽会
101/152

悠斗先輩の思い

『悠斗 わりぃ頼むわ』


幸也先輩の声に、私が起き上がろうとしたら幸也先輩に止められた。


『美桜 倒れた後は ゆっくりして。俺たちでフォローするから・・・』


と言って、私を悠斗先輩に任せた。


『悠斗先輩・・』


『美桜ちゃん 謝らないで ほら、俺のところにおいで』


と、悠斗先輩が甘えさせてくれる。


悠斗先輩に素直に甘える事にした私に悠斗先輩は、私を抱きしめて安心したのか微笑んでくれた。


悠斗先輩に抱きしめられて 2年7組の皆さんに囲まれている事に、今更 恥ずかしくなってきて


『悠斗先輩 もう大丈夫ですよ』


と、声を掛けた。


『美桜ちゃん 俺がこうしていたいんだよ』


って言う悠斗先輩



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