第十二話 VRゲーム物の小さな不満
12度目まして、こんにちは
いつもお世話になっております。
VRゲーム物って結構好きなんです。いいですよね、自分だけ周りより強くなって無双する。私もゲームをしていた頃は出来るだけレベルを上げて、余裕を持って敵を倒すのが大好きでした。それをVRというリアルなゲームで出来るのなら、かなり楽しいでしょうね。
本題ですが、アレ、もうちょっとどうにかならなかったのでしょうか? アレですよ、アレ。主人公をゲームに誘う友人達。初心者の主人公を誘っておいて、ログイン初日にこう言います。
「ベータ時代の友人と約束があるから、一緒に遊べないの。」
お前が誘ったんだろ! ボケ! 逆だろ、せめて初日だけはこっちに付き合えよ! 主人公の代わりに私が叫びました。また、別の話ではある友人が言います。
「おまえ何だこのスキル! 使えねえ! こんなヤツとは一緒に遊べねえよ!」
人の遊び方に文句言うな! そこは、お前ってチャレンジャーだな。そんな難しい構成を選ぶなんて。と、言うところだろ! 気弱な主人公の代わりに私が叫びました。更に別の話では、
「それ、不遇職(笑)」
職に貴賤はねえわ! お前の存在が不遇じゃ! どの職にもチャンスはあるんだ! 運営もそれぐらいわかっとるわ! (本当かどうかはわかりませんが) また、代わりに叫んでいました。
実際は、それらの作品って面白いんですよね。ただ、主人公が(自称)友人共と後に合流したりして、仲良くしているのを見るたびに思うのです。騙されているよ、と。
感想欄を見ても、誰もツッコんでないんですよね。最近はそういうものなのでしょうか? 偶に対戦もしますよね。 主人公の相手、何でそんなにエラそうなの? もっと普通に喋れないの? 家や学校でもその態度なの? 疑問はつきません。まあ、話を盛り上げるためだとは分かります。
でも、たまには最初から親切な人や本当の友人達を出す作品を読んでみたいと思います。もしかしたら、すでにあるのかもしれませんが、最近のタイトル問題のせいでソレだけで、お腹いっぱいです。食わず嫌いはもったいないと分かってはいるのですけれど……。
そういえば最近読んだ短編で、一人しか付けない職や、一人しか出来ないイベント等のあるゲームなんて、俺は嫌だ。というのがありまして、物語なら面白いけど、現実のゲームなら私も嫌ですね。
それではこれで、失礼します。
お読み頂きありがとうございます。
次はファンタジーか、他の事か(未定)