表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

恋の呪文

作者: さち子

意味が分からない所が多々ありますが気にせず読んでもらえるとありがたいです!!

桜の花とともにわたしの恋も散った。


『ヒック・・・クッ・・・』


みんな帰った後の静まり返った教室。



私は、1年間片思いしてた相手に・・・告白した。


でも、あっけないもので考える時間もあたえてないのに


20秒の返事をいただいた。


『今はアヤのこと・・・そんなふうにはかんがえられない。』



今は・・・今は!?


ちょい待ってそれならまだ可能性あんじゃん!!!


・・・って考えられるほどポジティブじゃない。



でも新しい恋に出会うのは意外と早かった。


その帰りの電車の中で事件はおこった。



人生初の痴漢に遭遇!!!


もちろん、そこにはドラマのようなタイミングで王子様登場。


「やめろ!!!」


だけど・・・なぜか分からないけど


頭の中で未だ解明されてないような化学反応かなんかが起きて


結果的にわたしは


・・・痴漢に恋をした。






「ありがとうございましたっ!!」


「いやいや当たり前のことだよ。じゃあね。」


・・・・・・・・・・・ってメアドとかきかないんかいっ。


普通きくだろうよ。


あっ・・・・・・・まったく興味がないのね。



警察に事情を聞かれたりして時計は6時30分をまわっていた。


「あっ 門限の7時に間に合わなくなっちゃう。」


アヤの家はしつけが厳しくて高校生になっても門限が7時なのだ。


「ただいま〜」


「ちょっと〜もう7時よ。5分前には帰ってきなさいっていつもいってるで・・・・・・」


「分かったから!!大きな声ださないで!!」


バタンッ!!


お母さんの言葉を遮って自分の部屋のドアをいきよいよく閉めた。


この年ではよくある反抗期だ。



も〜 人がふられたあげく痴漢にまで遭って王子に相手にされなくて落ち込んでんのに・・・・・・・って今日は最悪な一日だ。


そんな事をかんがえてるうちにアヤは眠ってしまった。






「ふぁ〜あ」


また退屈な1日が始まる。


眠たそうな目をこすりながら学校への道のりを急ぐ。


アヤにとっての学校は、暇つぶしにしかすぎない。


おもしろくもないことで笑い、求められれば下品な言葉を話し、まわりの目をきにしながらあたりさわりのない人間関係を築いていくうっすぺらい学校。


そう思っていた。 あの人に再び出会うまでは・・・・・・


ガヤガヤ


「今日は転校生を紹介します!!」


みんなの声に負けないように声をはりあげる先生。


ガラガラッ


「谷川です。よろしくおねがいしまぁす。」


「じゃあ、三浦の隣の席なぁ。あとは自習。仲良くなぁ。」


げっ!!!あたしの隣かよ。人見知りするんだよなぁ。


って、




えぇ!!!




2人の声が教室中に響きわたった。



その2人とは、そう。アヤと転校生・・・・・あの時の痴漢だった。


キーン、コーン、カーン、コー・・・・・


「何?知り合い?」


「アヤ、ぬけがけ禁止!!(笑)」


「付き合ってたり〜」


みんな興味津々だ。


しんしん雪も積もってきた!


ってんなわけねーだろ。


あの日私は恋に落ちた。


私はある日泣いていた。


そう。痴漢にあったのだ・・


股から手を入れられ、グイグイされた


屈辱だった。


声を出す事もままならず、


小さな声で「ゃめて・・・・・・・・・・・・・」


その声に気づいた人がいた。


それは一番の親友の友香だった。


でも彼女は見てみぬフリをして次第にその場から、


離れていった。


ショックだった。


次の日学校で友香に呼び出しされた。


(・・・・・昨日の事あやまるつもりかな?)


(・・・・・・思い出したくないのにな・・・・・)


あ!友香だ!


「どうしたの?友香」


友香は無言だ・・・・


「友香?」


「喋りかけんじゃねーよ。このたらし女」


「ぇ?なん・・・の・・:・・・事」


「昨日電車でうちの彼氏とやってたやろ」


「違うよ。あの時あたし痴漢に・・・」


「はあ?超うざい。

人の彼氏に手出しといて、健二だけを悪者にする気?」


「本当に・・っ」


「っざけんな。幻滅したわ

覚えよけよ。ヤリマン」


私は泣いた。


その時後ろから声」がした。

 

そうあの少し低くて優しい声。






友香の彼氏健二だ。


「昨日はゴメん。  前から君の事が・・・」


「ゃめて・・あんたのせいで友香と喧嘩になったのよ!」


「友香性格悪いもんな(笑)」


「そういう事じゃあないでしょ。」


「エルメス」


「はぁ?」


「ってか、あんたさっきからなに態度でかくなってんの?

昨日はあんなにか弱かったのに(笑)」


口もとがにやけている。


「もう昨日の事は忘れたわ」


「君ってわすれっぽいんだね・・心外だよ」


「で!何?なんか用?」


「これ〜」


それは昨日の電車で起きた出来事の一部始終をとったビデオだった。


「っ・・・・」


「これがどうなってもいいのかな〜」


「やめろ!」


誰?


友香?


B組の新藤君だった。




「誰だおめえ」


「お前こそ誰だよ。痴漢君」


【知ってんじゃねーか】


「そこで話聞いちゃって・・・」


「ちょっとそれお前もキモイよ・・・・」


そこで2人は口喧嘩をしてた。


私はそのすきに逃げたのだ。


裏庭で気持ちを落ちつかせるため、


煙草をふかした。


「こらー」


げ!担任の西皮だ。


「こらーお前何煙草すってんじゃい」


「吸ってませーん」


「嘘つくな。」


「本当やねーん」


「俺は信じねーぞ」


「あっそ」


体育館に行った。


バスケをしている人がいた。


同クラの向こうぞの君だ。


「向こうぞの君かっこいいね」


おもってた事が言葉になってしまった。


顔を真っ赤に染める向こうぞの君。


かわいいな。


『エルメス』


「・・・?」


「もうここには来るな」


「ぇ?」


「もうここには来るな」


「ぁの・・」


「消えてくれよ」


向こうぞの君が怒鳴った。


え?


なんで褒めてんのに・・

なんかむかつくな・・・


「理由を教えて!」


「それは・・・それはあの時の痴漢に指示だしたの俺だから・・・

幻滅したよな?ほんとゴメン。」


「許せない・・・」


私は涙が溢れてきた。


「なんの為にそんな事?」


「君が好きなんだ」


「だからってヒドイよ。あたし電車で皆の前で・・・グイグイされたんだよ。

向こうぞの君ひどいよ。」


『エルメス』


「は?」


「お前うざいんだよ。自分がいいもんだと思うなよ」


「はぁ?」


「自分顔も体格も全て微妙ですから〜残念」


そういって向こうぞの君はシュートした。


その時時間が止まった。


ボールはスーっと宙に浮かんだ。


そしてゴールのまえにきた。


私は息をするのを忘れていた。


ガンッ


決まった。


ゴクッ

私は生唾をのんだ。


そしてその場所からひとまず離れたのだった。



なんかおかしい。


あの痴漢事件にみんなが関わってる?


もしかして、皆知ってたの?


分からないよ?


苦しいよ・・・・・・


そして2人がいっていた。


エルメスとは?


謎は募るばかりだった。



転校生の話にもどるとしよう。


転校生は、


なんか地味めで、黒縁メガネをかけていた。


いかにも、学級委員って感じだ。


私は声をかけた。


「初めまして。アヤです。

おとめ座のB型ヨロシクね♪」


「俺、谷川」


「あ。それはしってるよ」


「だよな・・・・」


彼は無口でもあった。


そして今日は終わった。


ハズもなかった。


帰り道、あのかっこいい谷川君が、


鼻のところに手をあて


何か作業を行っていた。


鼻がかゆかったのだろう。


鼻の穴の中をほじっていた。


「おーいエルメス爺さんはぁ?」(読者)


そうだった。エルメス爺さんの話をしよう。


私の父は農耕馬だ。


社長をしてるので、お金はそこそこ持っている。


自慢の父だ。


父はブランド好きで、エルメスばっかりを買う。


そのせいか、


私もエルメスを好んで買うようになっていた。



エルメスの服。

エルメスのかばん。

エルメスの財布。

エルメスの食器。


何もかもがエルメスだった!


エルメス好きの私は父におねだりばっかりしてた。

父も私にあまかったから、


すぐ買ってくれた。


あまりにもエルメスが好きなため


近所の人や知り合いの人から


「アヤのお父さん」


と呼ばれていたのだった。





・・・・・・・・・ピヨピヨ・・・・・・・


朝7:30遅刻だ!


もうこりゃ全速力で行くしかないな。


私は走った。


ぜーぜー


やばい。


喘息でたかも・・


とまって深呼吸をしてみる。


「フー。ハー。フー。ハー」


やっぱり朝は空気が気持ちいいな。


そんな朝なのに発作がでた。


今日はついてないかも・・


今日も遅刻だった。


いつも喘息のせいで遅刻している・・・


もう嫌だ!


こんな生活。






そして入試の日が来たのだった。


混同君と仲良くなった。


「ア〜ヤ」


「ぉ〜近ちゃん☆」


「つきあわへん?」


「ほえ?」


「だから俺らつきあおうや〜」


「もう近ちゃん、冗談やろ?」


「ほんま!」


「ちょちょっと、待ってよ」


「待たれへんぞ」


「近ちゃん?冷静になって・・・」


「俺はいつでも冷静沈着や☆」


「北村か」


「せや」


「近ちゃんやろが!」


「ハハハッハ・・・・・ハハ・・・・」


へんな漫才してもーた。ってちょっと待ってよ!


「コンチャン?ウチラキョウデアッタバッカリダヨ?」


あたしは怖かった。


混同君といつ知り合ったか、


オモイダセナイ。


みんなが私の方ばかり、見ている。


ナンデ・・・・・・・?


「コンチャン?」


そこに混同君の姿はなかった。


「コンチャーン、コンチャン」


近ちゃんの悩み・・・


それは混同という感じ(漢字)が嫌いということだった。


混同君は監事も嫌いだった。


心の傷も完治しなかった。


コンチャンを知るたびにひとつ謎が増える。


コンチャンを知る事は諦めた。










今日は、授業参観だ。


母が見に来てくれている。


先生が問題をだした。


「コンチャンそう混同君が嫌いなものは・・・」


「はい!!」


私は勢いよく手をあげた。


「はい、あやさん」


「監事だと思います。」


「惜しい残念!」


「問題をもう一回読みます。」


「混同君が嫌いなものは監事ですが、

混同君の心の傷はどうなっているでしょうか?」


「はい!」


「谷川!」


「完治してないんだと思います。」


「谷川よく勉強したね。」


私は悔しかった。


せっかく母が見に来てくれているのに、


結果が出せなかった。


「第二問」


私は耳を済ませた。


「エルメス爺さんとはだれのことでしょうか?」


「・・・・・」


分からない。


「お!ちょっと簡単すぎたかな?」


「先生〜!!基本問題やめてください。」


「ソレもそうだな。問題をかえる!」


え!?


エルメス爺さんってだれなの?


谷川に聞いてみた。


「さっきの答え分かる?」


「あや。あんな基本じゃんな。俺らバカにしてんのかよ?ッて感じ。」


「だよね・・・・」


なんか聞きづらいな。


あとで母に聞いてみよう。


私はそう決心したのだった。



――家――


「お母さん。エルメス爺さんって誰?」


「アヤっ!何でそんな事も分からないの?授業参観の時といい・・・基本問題じゃない!こんなんじゃ―――」


「もういい!私もう寝るっ!!」


「アヤっ!待ちなさい!!アヤ!」



『パタン』



ホントに誰なの?


何でみんなは知っていて私だけが知らないの?


なんで?


「今までは全てが嘘だったんだよ。アヤ」


「えっ」


「全てが嘘だったんだよ」


「何?・・・言ってるの?あなた誰?」


「あの時から・・・あの時から違ったんだよ。アヤ」


その姿はまぎれもない・・・お父さんだった。


「どういう事?何が違うの?あの時っていつ?」


「アヤ。落ち着いて聞いて。あの時・・・・つまり電車で痴漢に会った時。お前は・・・自殺したんだ。」


何を言っているの?


なにが?


あっ――――


エルメス・・・


「私をいつも狂わす時どこかから聞こえたんだ・・・エルメスって」


「それは私の声だ。あれは夢だったんだよ!アヤ」


「エルメスエルメスエルメスエルメスエルメスエルメスエルメス・・・・」


「アヤ!アヤ!」


全ては夢だった?そうか私はあの日ふられて痴漢に会って・・・・それで

                                 死ンダ?


「いや。死んではいない。まだ助かる!だから」


「助ケニ来タ?・・・そんなはずない。だって・・・だってずっと私を見ていたんでしょ?だって・・・言ったよね?お父さん


「痴漢に会って」


何で知っているの?私誰かに言った?」


言っていない・・・


!!!!!


「エルメス爺さん?」


「痴漢は・・・私だ。」


「はい?」


「あなた誰なんですか。」


「聞いてくれるか?ある所に魔法使いがいた。あの世とこの世で迷ってる人を助ける魔法使いだった。魔法使いは、そう、人間に恋をしてはいけない。しかしその魔法使いは恋をしてしまった。

高校生の女の子にな・・・。ある時、魔法使いは大天狗様に聞いた。「人間界に行ってもよろしいでしょうか?」「ならぬ。」「なぜですか?」「人間のおなごに恋をしたな?」「・・・・なっ。しておりません。大天狗様」「ならばなぜいかねばならぬ?」「人間の生態を研究したいのです。」「ならば許可をだそう」そして魔法使いは人間界へ行った。いざ行くと見ているだけでは収まらなくなって、ついに手が伸び人間界で言う「痴漢」と言う行為をしてしまったらしい。」


「まさか!?」


「そう、私だ。」


「・・・・・」


長い沈黙だった。


「まさか君が自殺するなんて・・・・」


ニヤッ←気持ち悪い笑顔


(なんかこの人ヘン・・・・)


「・・・・・や・・・・・」


「!?」


「あや―――――――――――ッッ」


「誰の声?」


「騙されるなぁ・・・・」


「誰なの?」


「全てをはなすよ。」


「あなたは混同君?」


「ここからは混同こと近ちゃんがお届けするよ。」


「よろしく。」


「実は僕は2日前に飛び降り自殺をして死んでしまったんだ。そしてこの世界にきた。そこで裁判をして無罪なら天国つまりあの世、有罪なら地獄へ行くんだが、俺は有罪だった。絶望だった。そしたらそこにいるエルメス兄さんが手をさしのべてくれた。バイトをしないかと。バイトをしたら天国にいけると!」


「うん?」


「バイトとは、君のお父さんを殺すという事だった。」


「私のお父さんはしんでないよ?」


「君が痴漢に会うその前に死んでいる。」


「それ以上言うな。混同」

エルメス爺さんは怒鳴った。


「オレにはもう無理だ」

「黙れ混同!裏切るのか?」


「えるめす兄さん」


「お父さんを殺したの?なんで?」


「殺したが、死んでいない。死んだが生きている。魂が死なない。何故なんだ?あいつはオレの邪魔をする。君を殺そうとしたときも、あの世に連れて行こうとしたときも、いつも奴が邪魔する。邪魔する。邪魔する。邪魔なんだあ“ぁ―――――――っっ!!君が、アヤが好きなんだ。掟破りかもしれない。でも好きなんだ。殺してでも一緒になりたいんだ。」


「どうゆう事?最初から私を殺す気で?」


「さっきも行っただろ、私は人間界に行けない。こうするしかなかった。」


「お父さんは関係ない。何で殺すの?」


「奴は最低の男だ。」


「きもいんだ。」


「魂は死んでない。あっっ」



「そこに・・・・」


エルメス爺さんは目を見開いた。


「アヤ。こっちにきなさい。」


この声はお父さん?


「アヤ。時間が無い。」


これも罠?


「アヤ。お父さんを信じて。」


「これは私が作った幻だ。行きたきゃ行くがいい。」


ニヤッ


不気味な笑みだった。


「アヤ。早く。」


お父さんはあたしの側にいるはず。


エルメス爺さんの行ってる事は嘘だわ。


「おとうさ―――ん」


私はお父さんの所に駆けて行った。私がお父さんを間違えるはずがないじゃない。


正真正銘おとうさんだよ。







おとうさんと一緒に歩き出す。


お父さんがいれば怖いものなんてない。


皆のとこに行く。


ねぇお父さん。


「アヤ。見えてきたぞ。」


「あの光?」


綺麗な光が差し込んでいる。


私は走った。


「行かせない。」


そこには、エルメス爺さんがいた。


しつこい人だなぁ〜


「それはお父さんであって、お父さんじゃない。君のお父さんは最低でキモイ。忘れたのか?あや???戻ってくるんだ。」


「もうやめて。私行くから。」


「ダメだ。全てを、真実を話す。聞いてくれ」


「アヤ。早く行くぞ。」


「君が忘れていることを思い出させたくないが、仕方ない・・・言うぞ?」


「・・・・・何?忘れていること?」


「きみは5歳のころ、お父さんに虐待を受けていた。お父さんは会社でのストレスなどを君に暴力を振るう事で解消した。君のお母さんは止めなかった。弱い人間だった。そのうちお母さんは家出した。君と一緒に・・・お父さんから連絡があった君は電車に乗ったね?あの時お父さんは君をころすきだったんだ・・・」


「・・・・・・・なんでそんな昔の事を???」


「君の相談相手はぬいぐるみ。オレはそのぬいぐるみの生まれ変わりだ。いつも僕に相談してただろ?お父さんなんかいらないって。僕は君の力になりたかったんだ。お父さんから君を守りたかったんだ。だから付いて行っちゃダメだ。」


エルメス爺さんは優しい目で笑った。


「守る事が殺すこと?おかしいじゃん。」


「君を殺すしかなかった。君と静かに暮らすには殺すしか、」


「いや“―――――――――――嘘だ嘘だ。お父さんはそんな事してない。」


「君の夢。ネバーランドで暮らす事。それを叶えるためにお父さんに殺される前にオレが殺した。今から、ネバーランドに行こう。約束したろ?」


「アヤ」


そこには怒った顔をした父がいた。

「早く来るんだ。」




そこにはニヤッと笑うエルメス爺さん。






光に向かって歩いた。


「これは夢だからね。」


父が言った。






「アヤ??」


母の声が聞こえる。


目を覚ますとそこは病院のベッドの上だった。


「私死んでない?」


「アヤ!良かった。助かったのよ。」


涙を潤まして泣く母。


後ろには父?


「お父さんも生き返ったの?」


「・・・・・」


「お母さん・・・?」


「死んだわ。」


「お母さん、そこ!」


「死ンダノ。」


お父さんが笑った。


お母さんも笑った。


混同君も笑った。


混同君!?


母が言った。


「あんたがね。」


爆笑が起こった。

みんな腹を抱えて笑っている。






ユメナノ?コレハユメナノ?


ネバーランドイキタカッタナ・・・


ワタシシンデルノ?


オトウサン、ソノナイフハ?


ネバーランド?


シンダノ


コロサレタノ


ネェ



オトウサン。



                                     終


どうだったでしょうか?

多分ヘンな終わり方と思っている方が多いと思います。

よろしければ評価お願い致します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ごめんなさい 場面飛びすぎてまったく意味がわかんなかったです。 もっと分かりやすくきちんとした文章を書いてほしいです。 頑張ってください
[一言] おもしろかった。最高でした。続編お願いいたします。
2008/08/18 10:10 さくらんぼ
[一言]  SF企画小説を執筆する息抜きがてら、ホラーのジャンルを見て回っていたらたどり着きました。後書きで評価お願いしますと書かれていたので、少し評価を。まぁ、酷評になることは、自分の性質上必至なの…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ