プロローグ#1 転移ミスでめり込んだ
主人公は夢だと思っている為、文章がふわっとしています
ご注意下さい
これはテンプレな勇者召喚で召喚された少年がテンプレなチート能力を得て、テンプレ的に俺TUEEEEEしてたら、ミスってやらかしてしまう話しである…
◇◆◇◆◇◆
「おや?ここは?…?」
目を開けるとそこは石畳の上であった。
下には赤いチョーク?みたいなので書かれた厨二病をそそる落書き
つまり魔法陣
……
さらには、いい歳して騎士や魔法使いのコスプレをしている集団
俺も仲間にはいりたい!
お、俺の右手疼くぜ‼︎
ここはのりであの言葉を言ってみますか!
「ステータス オープン」
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ステータス
名前 ーー
職業 勇者
スキル 転移
世界間移動特典 魂魄強化
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「おふ、マジで出た笑」
あー、名前がないんですけどー、
名前…なまえ?
…なんだっけ?
名無しの勇者君になっちゃたよー
わーすごいすごい
変な夢だなぁー
「○*ja◆¥々◆<%…?」
「△+○5K<▽*^× ‼︎」
なんか謎語でコスプレーヤー達が会話してるー
厨二ってるね!ぐっじょぶ!
さぁて、
それにしても転移か
チートじゃないですか!
ここはやるっきゃない!
いや、待つんだおれ、
ここはラスボスっぽく…
「ふははは、愚かな人間共よ…あの忌々しい勇者の封印から解放したことに礼をいうぞ!うむ……あー、それらしい言葉が思いつかないわ…笑」
うん。いい感じに挨拶出来たし試してみるか!
「転移」
ビュン‼︎
「お、おおおおお!すげーー急に森になった!」
今度は目標を決めて転移してみるか!
50m先の木の前へ
「転移」
ビュン!
ふおおおお!最高!
世界旅行できるやん!
【砂漠】
ビュン!
暑!あ、なんかちょーでけーワームがいる…あははは
えーと【山】
うお!さみー
すげー空気薄いんですけど!
なんかリアルな夢だなぁ!
やっぱ異世界系といえばダンジョンだな!
【ダンジョン】へLet”s Go!
ビュン!
わははははは!
まさにダンジョン!
マジでファンタジーだよ!
何故か壁光ってるし
壁光るとか意味わかんね…笑
それにしても
暗いカビくせーな!
歩くのめんどいから転移しよー
転移
転移
転移
転移
転移
転移
転移
転移
転移
転移
転ィ……
グジャ‼︎プシュッ‼︎
…
…
…
そこで少年の意識が途絶えた…
さて何があったのであろうか?
転移といえばあの問題である
そう…転移ミスでめり込んだりするやつである。
そう…この少年は忘れていた
意味不明な自体に巻き込まれた彼は夢だと現実逃避した為に、御都合主義とやらを信じたために
転移してもめり込んだりしないだろう
そう判断してしまったのだ
転移を連続でし、曲がることなく主人公補正とやらで曲がると信じ壁に向かって転移した彼は……
ーーーーグジャ‼︎プシュッ‼︎
と音と共に壁にぶつけたトマトのように潰れて死んだ
少年の肉体は爆散し周囲は血の海と化した…
召喚されて一時間のことである…
普通なら死ぬ
だがここは異世界である
さらには、世界間移動特典で魂が異常なまでに強化され、肉体が破壊されたくらいで壊れてどうこうなるようなヤワな強化はされていなかった。
これは転移だけに天意と言うべきか、なぜか突っ込んだ先の壁に魂が適応した少年は、『壁』転生したのであった…