ダメ鳶と頗る少女 完結篇
何時頃になるか。
この現場が終わったら。
僕はようやくあの子に恩返しが出来る。
1年前僕は、鳶職になった。
そう、ハローワークに行った。
何社も企業を受けたが。
内定を貰えなかった。
僕は現実が嫌になった。
ネット難民にすらなれない。
僕は、親友に会社を紹介してもらった。
両親に反対された。
絶対に進学をすればいい。
僕は両親の圧力が嫌いだ。
人に支配されて生きるのは嫌だ。
嫌気が指す。
命令と強調と圧力この三つは。
一つ関係を崩せばすべて同じ意味を持つ負の言葉
誰かの上に立つ、それはつまり。
大勢の人間を従え嫌われる存在
僕は、そんなのが嫌だ。
鳶職に入って思った。
毎日怒られる、怖いけど。
みんな笑って、楽しそうに仕事をする。
こんなに、嬉しいことは無い。
僕は会社に入る前にネットで知り合った子に。
言われた、無理はしないで1年楽しんでみて。
そして一年経った。
僕は今、落ち着いてるとは言えない暮らしになった。
でも、前の自分よりは踏み込めた。
そして、今は小説を書いたり交流をしてる。
ここで記しておきたい。
ありがとう。
見てくださりありがとうございます。
僕はリアルに鳶職という
足場を掛ける仕事をしています。
どんな仕事にも必ず意味があります。
みなさんも仕事頑張ってください。