crazydoll
拙い文ですが、良かったらどうぞ(*^^*)
暗い内容になっております。
僕はアナタのお人形。
寂しければ、傍にいて。
寒ければ、抱き締めて。
「さあ、おいで?N175」
「はい、Master」
アナタは冷たい。
機械であるはずの僕がこんなこと言うなんて可笑しい噺だけれど。
なのに…
「N、私は暖かいだろう?」
「……はい、Master」
「だったら彼女は何故私を選ばない…っ」
アナタは変わってしまった。
前はこんな癇癪たてる人ではなかったのに。
あの女性と出会ったから?
アナタは僕のような機械をたくさん造り出した。
でも誰もあの女性の代わりにはなれなかった。
もちろん僕も。
「Master…、NはMasterを愛してます」
「ああ、私もだ」
感情のこもってない言葉。
もう何度目か。
愛してる、愛してる、愛してる、愛してる、愛してる、愛して、愛して、愛して…
真っ暗。
きっとブレーカーが落ちたのだろう。
たすけてますたー。たすけてますたー。
あなたがいないとなにもできないの。
ぼくはいきてゆけない。
たすけてますたー。たすけてますたー。
あのひとよりもあいしてみせるから。
ぼくはあなただけをあいすから。
たすけてますたー。たすけてますたー。
助けて、Mast…ブツンッッ
【error】【error】【error】【error】
『エラーが発生しました、エラーが発生しました、エラーが発生しました』
「またか、使い物にならないな。まぁ所詮はガラクタか」
「廃棄しておけ、F286」
「…はい、Master」
設定が気に入っているので、もしかすると続きを書くかもしれません。
良い点悪い点、一言でアドバイス頂けるとありがたいです!
頑張りますっ(>_<)