第五章 ①
二人を見送ると、俺は少しだけ巨木の根元に腰掛けた。
「……あいつ、力の一割も出さずに勝ちやがった。やっぱり強いな」
俺とすれ違った時、あいつは俺の杓文字を半身で避けて、なおかつ自分は一切体に触れずに俺を一撃で気絶させたのだ。
リュウは突っ走っているようで、きちんと考えている。
「まったく、手加減をするなと言ったのはリュウのはずなのにな」
それでも、今後の戦いで消費する想像力を考慮すれば最善の手段だったと言わざるを得ないだろう。素人だと思っていたけど、いつの間にか成長していたのだ。
「守るべき者がいるから、なのか?」
俺が躊躇い無く切り札を出せたのは、手段は違えど最終的にはリュウとセインを守るためだったからだ。あの決闘に勝てば、自分の身を滅ぼしてもあいつらを守れるから。
でも、それはリュウも一緒なのだろう。いや、リュウは俺よりも背負っているものが大きいはずだ。
シェイディアはもちろん、世界全体は彼らの存在によって保たれている。
「気持ちの差、ってやつかな……」
あいつらの背負うものに比べたら、俺の背負っているものはあまりにも小さすぎる。
でも、あいつらは世間からはみ出していた、ちっぽけな存在である俺を背負ってくれた。
「だからこそ、俺は俺に出来ることをするんだ」
ブーン、と羽音がどんどん近づいてくる。その数、おそらく二桁はくだらないだろう。
俺は立ち上がり、何処より来る虫を迎撃するべく、杓文字の柄を地面に突き立てる。
しばらくすると、数多くの巨大な虫が俺の眼前へと降り立った。
種類は豊富で、カマキリやクワガタ、ハチやゴキブリなどが少なくとも十五体はいた。
……これは厳しいかもしれないな。
しかしそんな感想はおくびにも出さず、集った虫たちに向けて挑発を込めて叫んだ。
「お前らぁ! ここに来たということは、命を捨てる覚悟があるんだろうな!」
しかし虫たちは反応を示さず、ただただ威嚇していた。おそらくこの虫たちを操っている張本人が、余計なことを話さないように、虫たちへの催眠を強化したのだろう。
「……答えないならば、その通りだと受け取ることにする」
俺は虫たちを睨みつけ、杓文字を両手に構えた。そして、構えを崩さず、最後に言葉を付け加える。
「ただし、俺の恩人であるリュウとセインの名の下に、決してお前たちの命は奪わない。その代わり、今から生き地獄を味わうと思え!」
そして、身を震わせながら体全体に力を込め、想いをのせた言の葉を呟く。
「想創。〝希望の刃(ウィッシュ・ブレード)〟」
俺の持っている杓文字の先に想創光が集まり、三秒ほどで消える。
すると、杓文字の先から森をやさしく照らす、光の刃が伸びていた。その長さはおよそ三メートル。
「この光は、お前たちがくれたんだ。〝生きる希望〟という名の光を、な」
俺は光の刃を虫たちに向け、体を低姿勢に構える。虫たちも俺の動作を見て、各々の戦闘準備を整えた。
それを見計らうと、俺は最後に呟く。
「リュウ、セイン、すぐに行くからな」
俺は虫たちへと向かって大きく跳躍し、光の刃を振り下ろした。
あたしとリュウは飛んだ。
シュンのことが気掛かりだけど、今あたしがやらなければいけないことは、この事件の犯人を倒すこと。今はそれだけ考えればいい。
この世界に来てすぐの時は空を飛ぶことも出来なかったけど、今は楽しむ雰囲気も無く緊迫した状況で空を飛べている。
どうせ飛ぶのなら、もっと楽しく飛びたかったな……。
そのような考えを心の中に閉じ込めて、あたしは周囲を見渡しながら飛び続けた。しかしどれだけ飛んでも犯人――黒いコートで身を包んだ拳銃持ちの男――は見当たらなかった。
犯人は場所を特定していなかったので、もしかしたら森にすらいないかもしれない。次第に焦燥感があたしとリュウを襲ってくる。
「くそ、何処にいるんだっ!」
苛立ちを隠せないリュウは、静かな森に向かって叫ぶ。叫び声は木霊することもなく、静かな森に吸い込まれて消える。
「……リュウ、一回落ち着こう? さっきから飛び続けているし、疲れてるんだよ」
「そう、だな。そもそも相手の目的がこの状況かもしれないし」
休憩するべく、あたしとリュウは大地に降り立った。飛ぶことにも想像力を結構使うと聞いたけど、長時間飛んでいると確かに想像力の消費を感じる。
「想創。〝生誕種族(バース・トライブ)〟」
呟きながら、リュウは木の根元に座り込む。想創光が一瞬で体を包み、すぐに消える。そこには見慣れたリュウの姿、龍馬君のときの姿があった。
「その姿に戻っても大丈夫なの? いつ襲われるか分からないのに……」
あたしの問いに、リュウは大きく欠伸をしながら答える。
「まぁ、成長種族も知らぬ間に想像力消費してるし、休むときはきちんと休まないと」
「……それもそうだね。想創。〝生誕種族〟」
発声と共に想創光に包まれ、消えるといつもの姿のあたしがいた。先程まで森を明るく照らしていた炎は消えてしまったので、辺りは少し月明かりが差すだけの薄暗い空間になった。
あたしもリュウの座っている位置の正反対に座り込んだ。
想創光が消えていつもの姿に戻ると、不思議と楽になった。いかに成長種族が、己の想像力を消費するか実感できる。
あたしは木を挟んだところにリュウの存在を感じながら、小さな声で話しかける。
「ねぇ、この後どうやって犯人を見つけるの?」
リュウも同じように静かな声で答える。
「うーん……何も考えてない」
「……はい?」
「だから、何も考えてない。
別にこの状況で何か考えても思いつきそうにないし、そんなことに時間を使うなら体を動かして探すほうが、俺の性に合っている」
「まったく……あんまり考えなしだと、いつ襲われるか分からないよ?
多分この会話も、犯人が聞いていると思うんだ。休憩していることもきっと筒抜けだし……」
「別にいいじゃないか。それで犯人から来てくれるのなら御の字、探す手間が省ける」
「……要は探すのが面倒くさいってことでしょ?」
「そういうことになるな」
この状況でこんな会話をするリュウに、あたしは大きく溜め息をつく。
「はぁ……今の台詞をシュンが聞いたら何と言うか。シュンはあたしたちのために戦ってくれているのに……」
「あいつなら大丈夫だ。俺は、あいつの強さを信じている」
「それはそうだけど……」
しばらく続いた会話が途切れ、森の静寂があたしたちを包む。
そんな中、リュウは立ち上がるとともに呟いた。
「おい、そこにいるんだろ? 出て来いよ」
誰に向かって放った言葉かなど、聞くまでもない。あたしもすぐに立ち上がり、いつ来てもいいように身構えた。
しかし、誰かが出てくる気配は全くない……。
「……なーんて言葉を一度でいいから言ってみたかった。いるわけないよなぁ~」
「…………」
あたしはスタスタとリュウの立っている目の前に行き、思い切り頭を叩いた。
「痛っ!」
「こんな状況で驚かさないでよ! 本当に来たと思ったじゃない!」
「ワリィ、少しでも緊張をほぐそうと思ってさ」
「逆に緊張するからやめてよ! 万が一何かあったらどうするつもり?」
「自分の身は自分で守るし、セインは絶対に俺が守る。だから安心しろ」
リュウの不意打ちに、あたしは俯いてしまった。きっと顔も火照っていることだろう。
「……どうした?」
何も気付いていなさそうなリュウは、心配そうにあたしに問いかける。
「本当に、守ってくれる?」
「……あぁ、もちろんだ。絶対に守ってやる」
「リュウ……」
嬉しかった。あたしの好きな人が、あたしを守ってくれる。その事実だけで十分だった。
「そこでイチャイチャしてくれるのは大いに結構なんだけどさ」
急に聞こえた男の声に反応して、あたしはすぐに辺りを見回した。リュウも同じように、辺りをキョロキョロと見回している。
「いい加減気付いてくれると嬉しいんだけど。さっきの君の言葉を聞いて、ギクッとした私の焦りを返してくれないかな?」
声はあたしたちの真上、つまりさっきまでもたれかかっていた木の上から聞こえた。すぐに見上げると、そこにはリュウの言っていた黒コートの男が立っていた。
「……ホントにいたのかよ。てかイチャイチャはしていないぞ」
「そういう問題? まぁいいけど……あなた、一体何者なの?」
あたしの問いに、黒コートの男はフードの隙間から見える口元を小さく動かす。
「何者、って程でもないけど。私はこの世界の住民であり、それ以外の何者でもない」
「嘘っ! あなた、ミカドのことを知っているでしょ?」
「……そんな名前だったっけ、あの本。もちろん知っているよ」
男の声に反応して、ミカドが姿を表した。同時に威嚇するような声で話しかける。
『貴様……誰だ。お前は何処の誰で、何故ルートを殺し、リュウとセインを狙うのだ!』
普段は〝お主〟というミカドが〝貴様〟と呼んでいる。かなり憤っている感じがした。
「ルート? ……あぁ、以前の世界の馬鹿な女たらしか。
別に、私自身が殺したくて殺した訳じゃないさ。ただ、あの世界が気に食わなかっただけだよ」
『貴様……』
ミカドは体(見た目は本だけど)を震わせ、今にも飛び掛からん勢いだ。実際飛び掛かろうとしたミカドを、リュウが制止する。
「ミカド、悔しいのは分かるが一旦落ち着け。慌てたら負けるぞ」
『しかし……』
歯切れの悪い返事をしながらも、ミカドは飛び掛かるのを止めた。それを確認したリュウは、黒コートの男に向かって話しかける。
「とりあえず、俺たちはまだお互いに名前を知らない。俺はリュウ、お前は何て名前だ?」
「ふーん……礼儀正しいね。私の名前はデーテ、これで満足かい?」
『っ! まさか、お前……〝戦界(ワー・ランド)〟で死んだデーテなのか?』
ミカドが驚愕の声を上げる。どうやら知り合いみたいだ……。
「へぇ……一応覚えていてくれたんだ。たった三日の付き合いなのにね」
たった三日の付き合い……何処かで聞いたことがあるような気がする。
あたしが思い出そうと唸っていると、リュウがハッとした表情でミカドに尋ねる。
「なぁ……こいつってもしかしてミカドが以前言っていた、〝戦時中の世界を想像してものの数日で死んだ人間〟とかいう奴か?」
『……よく覚えていたな。その通り、こいつは以前の所有者だったが、我の中で命を落とした存在だ。しかし、貴様はどうしてここにいる?』
ミカドの疑問に、デーテは心底楽しそうに答える。
「どうして、と言われてもねぇ……簡単に言えば残留思念ってやつかな。私はたったの三日で死んでしまい、未練を強く残したまま消えていった。
だが、私は消える寸前に強く想像したんだ。〝私は蘇る〟、とね」
『……』
「そうしたら、想像力の世界の恩恵に預かって、私は思念として蘇ることが出来たんだ。
君だって、私が自分の中に刻み込まれたなんて、知る由もなかっただろう?」
『……不覚だ。我がこんな存在を抱えたまま、この世界を創り上げてしまうなんて』
ミカドは明らかに意気消沈している。しかし、リュウはミカドを励まそうと声を掛ける。
「まぁ、要するにスケルトンと一緒って事だろ? だったら倒せばいいじゃないか」
リュウの言葉に、デーテはムッとした様子で口を挟む。
「リュウ、君は本当に失礼な奴だな。私を生ける屍と一緒にするなんて……まぁいい。
これだけ話せば、私のことも分かってもらえただろう。今度こそ満足していただけたかな?」
「まさか。やっとお前に会えて、目を見て話せるんだ。目的くらい教えてくれてもいいじゃないか。
俺の頭じゃ、お前の考えていることは分からんのだ」
「目的、ねぇ。さっきの話が、君たちにも当てはまるとは考えないのかい?」
このデーテとかいう男、言葉の端々に妙な殺気がある。表情は伺えないけれど、きっとものすごく恐ろしい目をしているに違いない。
「その可能性も考えたが……もしそうだとしたら、すぐに殺されているはずだろう。
他に目的があるんだろ? さっさと言え」
「うーん……面白くないなぁ。もう少し怖がってくれればいいのに」
「……さっさと言えって言ってんだろ!」
「はぁ、せっかちなのは困るねぇ。君もこの状況を見て、その言葉を発しているのかい?」
そこでデーテは一旦言葉を区切り、ローブを外した。
外見はリュウと同じくらいの若さで、身長も大して変わらない。長いぼさぼさの茶髪は完全に目を覆い、その隙間から見える二重の瞳は虚ろな光を湛えていた。
デーテは懐から一丁の拳銃を取り出しリュウに向けると、先程の続きであろう言葉を、殺気のこもった声音で発する。
「……私は、いつだって君たちを殺すことが出来るし、世界も崩壊させられるのだよ」
あまりの迫力に、あたしはその場にぺたんと座り込んでしまった。
あたしの意思ではない。勝手に足の力が抜けて立てなくなっているのだ。
「セインっ!」
あたしに気付いたリュウが手を差し伸べる。なんとか掴んで立ち上がったけど、まだ足元がおぼつかない。
人の言葉に、これほど恐怖を覚えたのは初めてだ。
「ふふふ、君みたいに怖がってくれると、こちらも脅し甲斐があるってもんだよ」
デーテは銃を弄びながら、あたしたちを睨みつけつつ言葉を続ける。
「このまま遊ぶのも悪くないけど、時間が勿体ないから目的も教えてあげよう。私の望みは唯一つ……この世界の支配だ」
「……どういうことだ」
「言葉のままだよ。私はこの世界をとても気に入った……だから欲しい。
私がルートとか言う馬鹿な男を殺したのは、ただ単に世界が気に食わなかっただけ。この世界は私好みだから、君たちは殺さずこの世界だけ欲しい。
だから……言うとおりにすれば君たちには何もしないよ」
「……なんだ、そういうことか。最初からそう言えよ」
「リュウ?」
まさか……本当に世界を差し出すつもりなの? 一抹の不安が脳裏をよぎる。
「話は聞いてやる。セインを傷つけないのなら、事によっては考えてやらんでもない」
リュウは、この世界よりもあたしの無事だけを考えている。
それが嬉しくもあり、同時に少しだけ悲しかった。
「ほぅ、話が分かるじゃないか。よほどその女が大事なのだね……まぁいいさ。
私の本来の目的は、この世界を絶望に陥れることだよ。私が望むのは〝恐怖と絶望の世界〟だからね」
「……なんですって?」
あたしは耳を疑った。
恐怖と絶望の世界? 幻界は〝生命あふれる希望の世界〟なのだ。彼が望む世界とは正反対の位置にある。
それなのに……何故?
「……お前の話はそれだけか?」
「もちろんだ。これだけ話せば子供でも理解するだろう」
「そうか。……想創! 〝成長種族:龍人〟ォッ!」
リュウはいきなり叫ぶと、想創光に包まれた。数秒の後に光が消えたとき、そこには怒りの表情を浮かべた龍人のリュウが立っていた。
目をカッと見開くと、さらに呟く。
「想創! 〝木刀〟ッ!」
今度は一瞬だけ左手が想創光に包まれ、消えると既に木刀が握られている。
「……どういうつもりだ?」
デーテの質問にリュウは簡潔に答えた。
「お前の望みは受け入れられない。それだけだ」
リュウの返答を聞いたデーテはやれやれと首を振り、右手の拳銃を構えなおしてあたしたちを見据え、最後にあたしたちに向け、最大級の殺気を込めて言葉を発する。
「そうか……だったら、この世界も諦めるしかないな。君たちにも消えてもらおうか」
デーテが言葉を言い終える前に、あたしとリュウは動き出していた。
「オラァッ!」
リュウは木刀を大上段に構えながら、ものすごい速さで突進し、デーテの頭部目掛けて思い切り振り下ろした。あまりに早すぎて残像まで見える。
しかし、デーテは極めて冷静だった。リュウの斬撃の軌道を見切り、かなり余裕を持って右へと移動し、一瞬で銃口をリュウの頭に向けた。
「くっ!」
リュウは慌てたが、それでも冷静さを欠かずに銃口の延長線上から頭を外した。ギリギリのところで銃口が光り、弾丸が先程までリュウのいたところを飛んでいく。
「ほぅ……少しは楽しめそうじゃないか。私も久々に血が騒ぐ――」
「想創! 〝成長種族:熾天使〟!」
デーテの言葉を遮る形であたしは叫ぶ。体が想創光に包まれ、数秒の後に消えるとあたしの体は燃え盛る炎に包まれた天使へと変わっていた。あたしはさらに言葉を続ける。
「想創! 〝貫く炎〟!」
想創光がデーテの周りに集まり、そして消える。すぐさま三本の炎が、デーテの体を貫かんと勢いよく噴き出し、周囲の空気を焦がす。
これなら当たると確信したが、デーテは軽い身のこなしで体を翻し、三方から襲い掛かる炎を際どいタイミングで全て避け、さらにあたしに銃口を向けてトリガーを引いた。
「させるかぁ!」
デーテが銃口を向けた空間にリュウが跳びだし、あたしの前に立ちはだかる。
「想創! 〝鋼鱗〟!」
リュウの体を想創光が包んでいる中、デーテの撃った弾丸がリュウに被弾する。
「リュウっ!」
撃たれてしまった、あたしはそう思ったけど、想創光が消えるとリュウは腹を押さえつつもしっかりと立っていた。リュウは呻きながら悪態をつく。
「ってぇ……お前、なんか特別な弾使ってやがるな。スケルトンのときとは威力が大違いだ」
「分かるかい? これは私の想像力で強化した、フルメタルジャケットの特製弾だ。量産品の弾なんかと一緒にしてもらっては困るね……普通の人間なら一発で即死だよ」
「生憎、俺は普通の人間じゃないんでね……お前だってこれくらいは出来るだろ?」
「さぁ、どうだろうね。手の内を明かすのは楽しくないじゃないか」
「俺は楽しんでいるつもりなど全く……ないっ!」
リュウは猛烈な勢いで斬撃を繰り出しているのだが、デーテは涼しい顔で全てをかわしつつ、時折リュウに向けて発砲している。被弾する度にリュウの表情が険しくなる。
「想創! 〝火の玉〟!」
あたしもリュウの援護にと魔術を連発しているけど、デーテはそれも同時にかわしている。戦闘に慣れていなければこんな動きは出来ないだろう。
『頼むぞ……二人とも』
ミカドはというと、遠くで静かに見守っている。この世界の住民相手ならば戦うことも出来るのだそうだが、相手は元所有者。ミカドには手を出せないらしい。
厳しい状況の中、あたしたちは果敢にデーテを攻め続けた。




