クリスマス記念話~リア充どもの聖なる夜~
これだけはどうしてもこの日に書きたかった。
深夜テンションで文章おかしいかも知れませんが、まあそこは気にしない方向でお願いしまふ。
――――――12月25日。この日が何の日だか分かる奴はいるか?
まあ簡単だな。キリストの誕生日だとかどうとか言われてるが、基本的にはクリスマスと呼ばれる日だ。
右を見る。サンタの衣装を着た女性が看板を持ち、何かを宣伝するように叫んでいる。
左を見る。カップルと思わしき男女二人が人気の無い所へ行こうとしている。
前を見る。白と赤の紙で包まれた箱のようなものが山ほどある。
何故こうなったのだろう。確か俺はついさっきまで家で寝ていたはずなのに。
少し回想でもしてみようか。現実逃避とかそういう意味じゃなく。
「という訳で、あたしの買い物の荷物持ちしてくれない?」
「何がという訳なのかと小一時間問い詰めたい所だが、一時間アイアンクローの刑で我慢してやろう」
「痛い痛い痛い頭が割れるうううううううう!!ってかそれ本気でやるのおおおおお!!?」
やる。
「で、用件は?」
「だから荷物持ちしてほしいって言ったんだけど・・・・・・」
荷物持ち、ねぇ。
「悪いが、俺にはその日惰眠を貪るという用事があるのでパス」
「そう言うと思った・・・・・・」
なら聞かなければいいのに。
「・・・・・・所でこの紙を見てほしい。コイツをどう思う?」
ポケットから黄金に輝く一枚の紙切れを取り出す荷物持ち依頼者。
「凄く・・・・・・光ってます・・・・・・」
「ふっふーん。実はこれ、最近駅前に出来た中華料理屋のフルコース無料券なんだよねー」
ああ、あそこか。結構美味かったからまた行こうかと思っていたが・・・・・・フルコースか。
頭の中で、睡眠とフルコースを天秤に掛ける。
結果、フルコースの圧勝。
「荷物持ちの件、引き受けよう」
「やった!苦労して手に入れた甲斐があった!」
たかが荷物持ちくらいでそんなに喜ぶ事なのだろうか。まあいい。久々の中華料理だ。味わって食べるとしよう。
待ち合わせ場所としては、駅前の公園にある噴水の前を指定された。
しばらくそこでぼーっとしていると、カップルと思わしき男女二人組がどこからか現れた。
カップル?チッ、クソが。
「わー・・・・・・ここの噴水、キレイだね」
「ああ、確かに綺麗だ。でも、俺の目の前にはもっと綺麗なものがある」
「え?なになに?」
「君だよ」
軽く吐きそうになった。主に砂糖を。
・・・・・・ん?男の方、何か見覚えがある・・・・・・。
ポケットから、小さな手帳を取り出し、パラパラとめくる。
「・・・・・・『島崎健吾』。18歳男、現在彼女は四人。未だに四股については誰にもバレていない・・・・・・か」
まだ何も書かれていないページを一枚破り、ボールペンでサラサラと文字を書き、紙飛行機にして彼女と思われる女性のもとへ飛ばす。
「・・・・・・あれ?何これ・・・・・・『その男は四股をしている。今のところ誰にもバレてはいないが、バレるのも時間の問題、即刻別れる事を勧める』・・・・・・四股、ですって?」
後ろから女性が男を問い詰めるような声が聞こえる。成功だ。
これでまた世界からカップルが一つ消え去った・・・・・・人類の大きな進歩だ。クハハ。
カップルなんぞこの世に必要ない。皆滅びてしまえーはっはっはー。
・・・・・・あれ、何か今日やけにテンションがおかしい気がする。
「ごめん待ったー?・・・・・・ってあれ、何してるの?」
「カップルを一つ潰した」
「・・・・・・程ほどにしておきなよー」
悪いな、俺は手加減という言葉を知らないんだ。
「じゃあ行こっか」
右手に柔らかい温もり。見れば、いつの間にか手を繋がれていた。
「別にこうする必要はないだろ」
「いーの。あたしが繋ぎたかっただけだし」
顔が赤いぞ、寒いのか?
そんな少年少女を見ている者がいた。
全身が真っ黒・・・・・・つまり、黒子と呼ばれる人達が着るようなものを身に纏った者が。
「どいつもこいつもリア充しやがって妬ましい妬ましいああもうマジで妬ましい大体何だよ「君の方が綺麗だよ」って何年前のセリフだよ完全に化石化して使えねーよそんなセリフよくあれで四股も出来たよな私だったら確実に別れてるわまあ最後結局別れたのはざまぁだが問題は龍稀だ何アイツ手なんか繋いじゃってさ不可抗力?咄嗟の行動にびっくりして対応出来なかった?主人公だからってマジ優遇されすぎだろああ妬ましい妬ましいマジ妬ましい妬ま妬妬妬ぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱる・・・・・・」
延々と呪詛の言葉を吐き続ける黒子装備の者。
「ママー、あのひとへんー」
「しっ、見ちゃいけませんっ!」
ちなみにあまりの嫉妬心により具現化した負のオーラのせいで近くを通りかかった子どもが泣いたとかどうとか。
「おい」
「うわーこのアクセすごく可愛い!店員さんこれください!」
「おい」
「あ、こっちの方が良かったかも・・・・・・うーん、これも追加でお願いします」
「おい!」
「うわこのぬいぐるみもいいなー店員さんこれも追加で!」
「・・・・・・帰る」
「待って待って!無視したのは悪いと思っているけど待って!」
右手には先ほど繋がれていた少女の温もりなどなく、代わりに無機質な冷たい長方形の箱が無数に。
左手には無機質な正方形の箱が無数に。
頭の上には無機質な円形の箱が無数に。
コイツ・・・・・・行った店のほぼ全ての品物買い取りやがった・・・・・・なんてセレブ。金よこせ。
「長くなりそうだから外で待ってるぞ」
先ほどから店員と何やら会話をしている少女をおいて、一人店から出る。
外の空気は痛いほどに冷たい。だが、さっきまでいた店は暖房が効きすぎて暑い。
余計な熱気のせいで熱くなっていた身体が適度に冷えていく。
空を見れば、雲ひとつない空に無数の星が散らばっている。
「・・・・・・あ、北斗七星」
流石に死兆星とかはなかった。残念。
「ごめん!待った!?」
少し星を眺めていると、後ろから声がする。
「おお、5分46秒だな」
「数えてたんだ・・・・・・」
暇だったしな。
「それはそうと・・・・・・はいこれ!」
そんな事を言いつつ、何かを渡してくる。
「メリークリスマス!」
それは、熊がサンタの格好をした人形だった。
もちろん、野性味溢れるリアルな人形じゃあなく、可愛らしくデフォルメされたもの。確かリラックマとか言っていた気がする。
まあ、折角の貰い物だ。ある程度は大事にしよう。
その後、荷物を家まで運び、そこで別れ、俺は家に帰ってそのまま寝た。
「おにゃのこからプレゼント貰うとかマジ妬ましいわつか最初の方で顔赤くなった理由分かる?ねえ分かる?お前の事が好きだからに決まってんだろJK鈍感主人公とかありきたりすぎて妬ましいわつか何私に黙ってリア充やっちゃってんの私作者だよ?言わばこの世界を作った神だよ?そんな私ですら気づかないとかマジなんなのねえほんと妬ましいわ妬ましい妬まパルパルパルパルパル・・・・・・」
「ままー、あのひとだいじょうぶー?」
「大丈夫だから!問題ないから見ちゃいけませんっ!」
深夜テンションで書くもんじゃないですね。文章が壊滅的になってしまってる・・・・・・。これはひどい。




