第55話~ハプニングとは願っていない時にこそやってくる~
最近あとがきもまえがきも書いてないことに気づいた。
といっても何も書く事ないんですけどねー・・・・・・。
まだ大分距離があるので、どうせ聞こえはしないだろうが言う。
お前はもう馬鹿かと・・・・・・アホかと・・・・・・。
何でこんな戦時中みたいな所に平然と来れるんだ?馬鹿か?馬鹿なんだろそうなんだろ?
だって今もミノタウロスが隣ででっかい斧振り回してるんだよ?瓦礫とか飛んでるんだよ?そこを何故堂々と歩けるの?やっぱり馬鹿なんだよなそうなんだな?よしお前馬鹿決定な。
『あの~現実逃避している所でしょうが・・・・・・リリアさん、こちらに向かって真っ直ぐに歩いてきていますよ?』
何故俺の居場所が分かる。あれか?さっき言ってた魔力がどうのこうのってやつなのか。魔力すげえ。
「えっと・・・・・・多分ここら辺に・・・・・・あ!いた!」
しまった!見つかった!
某蛇風に言うなれば右上のアラートが赤色の状態。これでは打つ手がない。さてどうしたものか。
そう考えている間にもどんどん近づいてくるリリア。幸い(?)な事にミノタウロスはこちらには気づいていない模様。めっさ近いのに。
「探しましたよリュウキさん!勝手に出歩かないでくださいと何度も言っているでしょう!」
やがて目の前まで来たリリアはその場で説教を開始する。しかも大声で。
やめろ!ミノタウロスにバレるからやめろ!
俺は必死にジェスチャーやら何やらで伝えようとするが、それを全て無視。あろう事かさらに大声を張り上げ説教を続ける。ダメだコイツ早くなんとかしないと・・・・・・!
が、しかし。
突如視界が暗くなり、上を見上げた時には――――――その試みが手遅れだと分かった。
咄嗟にリリアを俵担ぎに持ち上げ、その場を全力で離れる。
すぐ後ろで何か重たい物が振り落とされる音と何か硬い物が崩れる音と砂煙が舞う音が聞こえた。あっぶねぇ・・・・・・!
まだ壊れていない建物の裏に隠れてから、リリアを思いっきり〆る。
「てめコラてめぇが来たせいで見つかったじゃねえかこちとら死ぬ思いだったんだぞ何とか言えやコラ」
「ぐふっ!その前にげふっ!殴るのをごふっ!止めてくださぐはぁっ!!」
「リリアが!泣いても!殴るのを!止めない!!」
できるだけ音が漏れないよう、外側よりも内側に響くような拳をしばらく味あわせてやった。
うん。大分スッキリした。すぐ近くにボロ雑巾のようになったリリアがいるが気にしない。これは自業自得というやつだ。
スッキリした頭でどうやってあいつを消滅させるか(生半可な攻撃では即座に蘇ってしまうため)考える。
あれだ。特大ビームか何かで再生する前に消滅させるか?
それだとチャージか何かに時間がかかりそうだし、見つかったら確実に終わる。チャージ中動けないだろうし。
わかった。刀で滅多切りにすればいいんだ。
腕が疲れる。却下。
そんな装備で大丈夫か?
大丈夫じゃないからこんな事考えてんだよ!ちくせう。
あーでもないこーでもないと色々考えているうちに、突如頭の上に電球マークが浮かんだような気がした。
閃いた!倒せないなら倒さなければいいんだ。
とりあえずまだ横たわっているリリアを掴み、学園まで投げ飛ばした後、作戦を実行すべくミノタウロス目掛けて走り出した。
あ、最近は書いてないですが、感想評価人気投票はまだ受け付けています。というかもっと投票してください。このままだと主人公に殺さr
龍「よう作者。おめえ最近たるんでるな?」
ャムチャ言うな。おめえさん、あの鬼のような兄からパソコンを奪い取れというのか?それこそ後の報復が怖くてやってらんないわ。
龍「久しぶりの対談なんだ。そんなどうでもいいリアルなんかじゃなくてこちらの話をしようじゃないか」
どうでもいい言うな!私のリアルによってお前の活躍ぶりが変わるんだぞ?
龍「気合で何とかしろ」
無理。