第46話~久しぶりに行ってみました~
あの変態闘撮(盗撮にあらず)を世界から抹消した後。
「うぼぁー・・・・・・」
俺は暇を持て余していた。
ん?使い魔ならそれなりの仕事をしろって?
掃除洗濯家事炊事他に何をやれと?全て完璧にこなしたからさ。やる事がないんだ。
「うだー・・・・・・」
『主、そういえば最近孤児院の方へは行ってないようですが・・・・・・』
「 盲 点 だ っ た 。よし行くか」
軽く準備運動をし、走る準備をする。
ストップウォッチをセット。何秒で行けるかな?
「5秒23・・・・・・もうちょい縮めれるかな」
『軽く3kmはある距離を5秒ですか・・・・・・』
銀よ。そこは言う所ではない。ますます俺が人外っぽく聞こえるじゃないか。
だがそこはどうでもいい。
「さて。前に来たのは何日前だったっけかな・・・・・・顔覚えてるかな」
そんな事を思いつつ、孤児院へ入る。
「こんにちはおねえちゃん!!」
バッ←何かが飛んでくる音
スッ←それを避ける音
スベシャッ←飛んできた何かが地面を滑る音
「さって。おー皆。元気にしてたか?」
「え、私無視!?」
後ろから何かが聞こえるが無視。
「ん?今日はシスターさんいないのか?」
「おかあさんはかいものだよ!!」
元気いっぱいに応える少年。
「そうかそうか。そうだな。帰って来るまで何をする?ん?」
仲間を集める少年。そしてボソボソと話し出す。
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・!」
「・・・・・・」
会議か何かが終わったようだ。少年がこちらに向かって元気よく言う。
「かんけり!!」
ほう。そうか、リベンジがしたいのか。
長くなったので割愛。
え、結果?
俺の余裕勝ちでしたが何か?
「・・・・・・で。やっぱりこうなると」
俺に寄りかかるようにして眠る少年プラスアルファ。遊び疲れたのだろう。
「・・・・・・どうしよう。シスターさんまだかな」
それにしても気持ちよさそうに眠っている。ちくせう。俺は寝る訳にはいかないから羨ましいぞコラ。
「・・・・・・んぁー」
見てるとこちらも眠くなる。思わず欠伸が出る。
「・・・・・・んー・・・・・・朝二度寝出来なかったしなー」
あの妙な夢のせいで寝るに寝れなかった。次アイツに会ったらふるもっこにしてやる。磔にしてねこじゃらしでくすぐってやる。
「・・・・・・・・・・・やべ。本格的に眠い」
寝るな、と言われたら眠くなるのが人間というもの。結構限界な状況の俺。
「・・・・・・・・・・・」
やがてゆっくりと瞼が閉じ、俺の視界と意識がブラックアウトした。




