第43話~お説教~
感想が・・・!!感想が・・・一件・・・!!
やっぱりあるとないとじゃ全然違いますね。とても嬉しいです。
はい皆さんこんにちは。俺だ。龍稀だ。
現在の状況を説明しよう。
俺→正座
リリア→目の前で仁王立ち+オーラのようなものが放出。色は黒。
何でこうなったか分かる奴いるか?まあ、大体の人は分かるだろう。
「・・・・・・・・・・・・(無言でリリアを見る)」
「・・・・・・・・・・・・(睨みつけてくるリリア)」
「・・・・・・・・・・・・(サッと顔を伏せる俺)」
まあ普通は怒るだろうね。だって服血まみれだし。
「・・・・・・・・・・・・で」
リリアが喋りだす。
「何で、服に血がついてるんですか?」
「・・・・・・これはケチャップで「何で、血がついてるんですか?」・・・・・・」
ダメだ。今ボケたら間違いなく殺される。
~仕方なく事情説明~
「・・・・・・なるほど。事情は大体分かりました。でも・・・・・・」
「・・・・・・でも?」
「あの時、どうして私に説明しなかったんですか?」
あの時、とは、恐らく依頼がどうのこうのの時だろう。
「・・・・・・すっぱり言っちゃっていい?」
「ええ。どうぞ」
「・・・・・・邪魔になるから・・・・・・?」
「何でそこで疑問系になるんですか・・・・・・」
いやだってさ。はっきり「お前は弱い」とか言って怒らない奴がいるか?いるはずがない。
どうしよう。選択間違ったか?
「・・・・・・どうして、私が邪魔になるんですか・・・・・・}
理由を聞いてくる。ヤバい。オーラのようなものの色がどんどんドス黒く・・・・・・。
「・・・・・・めっちゃ卑怯な手とか使う予定だったから。勇者目指すような奴だ。正義感で動かれて失敗したら困る」
「・・・・・・」
無言なリリア。顔を伏せているため、どんな表情をしてるか分からない。
さらに無言で部屋を出て行くリリア。
・・・・・・・・・へ?
「・・・・・・どこ行くん?」
「・・・・・・しばらく、一人にしてください」
「・・・・・・あいあい」
「なあ銀」
『はい、何でしょうか?』
「俺、なんか選択間違ったっぽい?」
『はい、多分』
何て言ってやればよかったんだろうか。さっぱり分からない。
こういう時は・・・・・・。
「・・・・・・寝る」
『血まみれの服でですか?』
「・・・・・・あ」
「・・・・・・・・・・・・」
ちょうどいいベンチがあったので座る。
「・・・・・・・・・・・・はぁ」
ため息が出る。
分かっていた。
あの人の重りになっていると。
魔法も使え、剣の扱いも上手だ。あの人がいれば魔王なんて簡単に倒せるんじゃないだろうか。
「・・・・・・」
それに比べ、私は・・・・・・。
「魔法は使えない、剣もあそこまで上手く扱えない・・・・・・」
二度目のため息。
「私は・・・・・・」
「ため息をつくと幸せが逃げるって、聞いたことないか?」
誰かが近寄ってくる。
いや、誰かじゃない。あの人に決まっている。
「・・・・・・そうですね。でも・・・・・・」
私から逃げる幸せなんて、もう無い。
「元々不幸ですから、逃げる幸せなんてありませんよ」
「・・・・・・そっか」
隣に座ってくる。
「よっこらせ、っと」
「・・・・・・リュウキさんて」
「ん?」
「時々、おじいさんみたいになりますよね」
「う・・・・・・分かってる。時々爺くさくなるのは分かってるんだ。だからといってそこに突っ込まないでくれ・・・・・・」
目に見えて落ち込んでくれる。あ、ちょっと楽しい。
「女の子みたいな見た目でおじいさんですか・・・・・・」
想像してみる。
・・・・・・ロリババアという言葉が浮かんだのは何故だろう。
「女の子言うなっての。俺だって気にしてるんだ」
「何で、そんな格好なんですか?」
「んー?いや、まあ・・・・・・色々とね」
そう言うリュウキさんの顔は、どこか悲しそうだった。




