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第23話~自分のことカッコイイとか思ってる奴何なの?馬鹿なの?~

連投連投っと。











「おや?貴方は確か・・・・・・誰でしたかな?失礼、私は興味の無い事は覚えない主義でして」


 何やら挑発じみた発言をしているナルシー。


「応えなくて良いですよリュウキさん。こんな奴の言葉なんて」


「うむ。こんな自分カッケーとか自惚れているナルシーに用は無い。ちゃっちゃと終わらせて帰る。寝る」


「ナルシー・・・・・・?おやおや、随分と不思議な言葉を使う・・・。貴方の国の言葉ですか?」


「ナルシスト・・・・・・己の事を格好いいと思っている痛い子。大体の奴がキモい。さらに言うならほぼ全てのナルシストはかませ犬でしかない。・・・・・・広辞苑より」



「(ピクッ)・・・・・・ほう。この私をかませ犬というか・・・・・・」


 ナルシーさん、頭に青筋が出ている。ックク、挑発成功だでよ。



「良いでしょう。この私をかませ犬と呼んだ罪は重いですよ・・・・・・!」


「リュウキさん、そろそろ試合を始めますよ」


「おkおk。・・・・・・さあ!死合おうじゃあねえかあ!!」



 死合が始まった。

























 と、言っても俺の相手はナルさんの後ろにいた真っ赤なドラゴンな訳で。


 リリア曰く「使い魔の相手は使い魔がお願いしますね(はぁと)」。遠慮なくぶん殴っておいた。

 そして殴られた勢いでナルさんの下へ高速ダッシュ。現在戦闘中。




 取り残された俺達(俺&ドラゴン)。




「・・・・・・」


『・・・・・・さあ、始めようではないか』


「!?念話だと!?一体どこから・・・」


『我に決まっているではないか』


 なんとまあ。このドラゴンさん喋っておりますよ。


「わはー・・・・・・喋るドラゴンなんて初めて見たぜ」


『まあ、我ほどまでになるのなら、大体500年はかかるからな。滅多に見れるものではない』


 どうやらドラゴンでも喋れるのと喋れないのがいるらしい。それもそうか。



「まあいいや。それよりもさっさと始めるで」


『良かろう。我が力、とくと見るがよい!!』


「さあ、初めて、すぐに終わらせようか」


 文字通り『高速』でドラゴンの後ろに回りこむ。


『何!?消え・・・』


「ローリングサンダースマーッシュ!!」


 ドゴオッ!!!


 拳に雷を纏わせ、それをドラゴンの背中に叩き込んだ。


 ただし裏拳で。ローリングの部分はココである。


『ぬうっ・・・!中々やりおるな、お主』


「お誉め頂き光栄です、何てね!」


 ドガガガガガガ!!


 怒涛のラッシュを叩き込んでやる。


「フィニーッシュ!!」


 ドゴオッ!!


 とどめにかかと落しを決める。ドラゴンが地面にめり込んだ。



「はっはー!どうよ!!」


『・・・・・・やるな。その魔力の量は伊達ではないか』


「・・・・・・げ。生きてるよ」


 なんつー生命力だコラ。


『次はこちらからゆくぞ!!』



 その巨体からは考えられないほどの速さで爪を振り下ろしてきた。


「あっぶっ・・・・・・!!」


 ザクッ


 回避が遅れ、頬を少し抉られた。


「いって・・・・・・ちょっとくらい手加減してくれても」


 頬から血が流れる。とりあえず回復しておく。


『その程度では倒れはせんのだろう?久しぶりの猛者だ。我は本気でかからせてもらう』


「猛者て・・・・・・あたしゃそんな強くないよ・・・・・・」



 俺はいつの間にそんな称号を手に入れたんだ。





『称号:猛者・・・・・・とてつもない強さを持つ者へ送られる称号。全能力が上昇。代わりに様々なものから狙われやすくなる』






「んなモンいらねぇっ!!」



 ぐほっ!?何も地の文に八つ当たりせんでも・・・・・・

 この数週間、伊達にダラダラしていた訳では無いわ!

 若干戦闘描写を描くスキルが向上!代わりに宿題終わってねえ・・・・・・。

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