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第17話~そういえば俺って使い魔だっけ~

ようやく長編書きますよっと。

え、ちょっ、何で石投げるの!?危ないって!!危な危なぁ――――――っ!?


誰!?石の中に鉛玉を混ぜたの誰!?

     ~龍稀視点~





 やあみんな!ボクの名前はリッキー!リッキー・マウスさ!ハハッ!!






 自分でやって気持ち悪くなった。二度としない。




 さて。突然だが、俺には苦手な人種がある。

人の話を聞かない人、何でもかんでも力で解決しようとする人、融通の利かない人。


 そして、




「・・・・・・という訳で、使い魔大会に出てください」



 いきなり話の本題に入る人。




 ガッ メキメキメキ


 こういう人に対してはまずアイアンクローをかましつつ、ゆっくりと話を聞くのが俺のポリシー。





「で、何だって?」


「痛い痛い痛い痛い!!その前にまずコレやめて下さい!!」


「だが断る」


「断らないでやめてくださ「あ”?」痛い痛い痛いいいいいいいい!!」


 相手が泣きついてきても止めないのがポイントだぞ☆



 以上、俺流『交渉術』または『会話術』近くの友達と実践してみてね!!友情が壊れてもいいならだけど。




















 あの後ちゃんと話を聞いた所によると、この学園では毎年ちょっとしたお遊びがあるらしい。

さっき言ってた使い魔大会とやらもその一種である。



学生同士が戦う『学生デスバトル!強いのは誰だ!?』大会、


使い魔同士が戦う『使い魔対抗!血の雨サドンデス!!』大会、


そして使い魔とその主人がタッグで戦う『タッグでデストロイ!優勝者には褒美もあるよ!!』


 考えた奴のネーミングセンスは正直酷いと思う。

で、俺にこの中の『使い魔対抗』、通称使い魔大会に出ろと言うのだコイツは。


 ついでに既に『学生デスバトル』にはエントリー済みだそうだ。

あくまでもお遊びなのでエントリーするもしないも自由らしいが・・・・・・コイツはずいぶんと血気盛んなようで。全く、老体には応えるわい(誰








 まあ、暇なので出るけど。























『さぁ――――――やって参りました『使い魔対抗!血の雨サドンデス!!』通称使い魔大会の時間だぁ――――――っ!!』


『うおおおおぉぉぉぉ――――――っ!!』


 司会とこれを見に来ている奴らの叫び声が聞こえる。熱い。距離はだいぶ離れてるはずなのにとても熱い。



 ちなみに俺は現在控え室的な所にいる。でもさ、







 人間って、俺一人だけなんだよね。あはは。

周りにいるのがさ、



 ドラゴンだったりペガサスだったりサキュバスだったりさ、普通ならというか普通じゃなくても見れないような伝説上の生き物がうじゃうじゃいるんだぜ?

何か鬱になってきた。死のうかな。






『さあ野郎共!!会場の空気は温まった所でこちら側の自己紹介をするぞ!!司会はこの私、オーウェンと――――――』


『実況の、そこの馬鹿と一緒の括りにされたくないニーナです』


『おやつれないなあニーナちゃん。せっかくの大会だ!!盛り上がっていこ――ぜぇ――――!!』


『うるさい暑苦しい近寄るな下等生物』


『おぉ――――――っと!!さすが学園No,1の毒舌を持つ女として有名なニーナちゃんの本領発揮だぁ――――――っ!!早くも心が折れそうです私!!』


『ニーナちゃあああああああん!!もっと罵ってくれぇ――――――っ!!』









 どうやらこの学園には変態が大量にいるみたいだ。駄目だコイツら早く何とかしないと・・・・・・。































『さぁ――――――っ!!第一回戦の始まりだ野郎共ぉ――――――っ!!』


『うおおおおおおおおおおおおおお――――――っ!!』


『第一回戦の選手を紹介するぞぉ!!まずは赤コーナー!!自らの姿を消し、相手に忍び寄り、そして首をスパーッとぶった切る!!『幻影のワーカメレオン』だぁ――――――っ!!』



『うおおおおおおおおおお――――――っ!!』




『そして青コーナー!!見た目に騙されるな!!可憐な姿して中身は男!!異性も同性も虜にする!!『誘惑のリュウキ』だぁ――――――っ!!』



『うおおおおおおおお――――――結婚してくれぇ――――――っ!!!!』



 誰だその称号みたいなの考えた奴は。社会的に抹殺してやる。

まあともかく呼ばれたので、控え室を出て会場へ。







『さぁ――――――まずは赤コーナーからの入場だぁ――――――っ!!』



ワアァ――――――ッ




『そしてお次に青コーナーからの入場だぁ――――――っ!!』



『うおおおおおおおおおおお――――――愛してる――――――』


   ゾ    ク      リ




 会場に入った途端に背筋に寒気が。何だろう、風邪だろうか?





『さあ役者は揃った!!それでは使い魔大会第一回戦開始!!レディ――――――ファイッ!!』


ゴスッ




「おろ、終わった。何だコイツ大した事ないな」


 始まった瞬間に時を止めて一発殴ったらすぐに気絶してしまった。つまらない。ウォーミングアップにすらならなかった。



「えーっと、俺はもう帰っていいよな?」


『・・・・・・・・・・・・えーっと、どうやらワーカメレオン選手は気絶したようです!!よってリュウキ選手の勝利!!信じられない速さで圧倒!!ワーカメレオン選手能力を発揮するまでもなく即死――――――っ!!』



 いやだから死んでないって。まあいいか。

どうやらトーナメント製みたいなので、俺の出番はしばらく後のようだ。どちらにせよここからは早く立ち去りたい。さっきからラブコールをしてくる野郎共がいっぱいいるのだ。













ちなみにラブコール送ってきた奴は後でこっそり吊るしておいた。もちろんひ○Qで。

やっと長編だよ。今まで短編ばっかり書いてたしなあ。でも短編書くの楽しいんだよなあ。


龍「なら長編書かないで短編書いてりゃいいじゃねーか」


いやそれは駄目でしょ。たまには長編書かないと。


龍「なぜそこまで書きたがるのか分からん」


でしょうね。言ってるこっちも意味分からんし。


龍「駄目だなお前」


よく言われる。

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