日常~初!ギルド依頼~
あれ、なんか最近短編ばっかりだ・・・。
というか長編思いつかない・・・・・・なんでだろう?
~龍稀視点~
皆様こんにちは。今回は珍しく朝ではなくお昼であります。
そして現在俺がいるのはギルド兼酒場の中であります。
二人用のテーブルに俺と前回俺が殴った奴が座っております。
何かメンドいので変な丁寧語終了。
さて、俺が殴った奴の事なのだが、あれはからかっているのでは無く本気だったらしい。
最近遊び半分小遣い稼ぎ半分でギルドに登録し、そして仕事で命を落とす若者が多いんだそうな。
んで、この人はそんな若者をこれ以上死なせないための注意役というか、脅し役というか。そんな事をやっているらしい。
大体の人は見た目でビビッてしまうんだそうな。そりゃそうだろう。
山のような巨大な身体、そして筋骨隆々、さらに強面と来ればビビらない方がおかしい。俺はそのおかしい人の一人らしい。失礼な。
まあ、当然あの時はそんな事だとは知らず思いっきり殴ってしまったので。現在謝っってちょっと話し合ったら意気投合したため、こういう状況なのである。
おっちゃんとちょっと話をしてから、せっかくギルドの登録したんだし仕事したくなったので適当に挨拶をして別れ、依頼が貼られている掲示板のような物の所まで来た。
「どれ、何があるのかね・・・・・・?
『無くした指輪の捜索』・・・パス。こういった類のものは何日かかるか分からないから。
『猫のミャーを探して』・・・パス。そもそもこの世界に猫なんているのか?少なくとも俺は見ていない。
『ファンゴ複数の討伐』・・・ファンゴ・・・・・・だと・・・・・・・・・・・・?」
分かる人は分かるだろう。
某狩猟ゲームにいる、まあ簡単に言えば巨大猪だ。どうしてこの世界にいるのかは謎だが、友達にリアルでそういうのを狩っていそうな奴がいたので気にしない。
アイツ・・・・・・いつも腰に短剣吊ってたんだぜ・・・・・・?そしてベルトには緑色の液体が入ったビンがあったんだぜ・・・・・・?更に言うならいつも後ろに喋る二足歩行の猫がいたんだぜ・・・・・・?
閑話休題。
「ルイーダさんや。これを受けたいんだけど」
「・・・・・・私の名前はルイーダではないのですが?まあとにかく、『ファンゴの討伐』ですね」
酒場+女性店員=ルイーダさんと相場が決まっている。
「じゃあ行ってくるぜおっちゃん」
「おう!気をつけてな嬢ちゃ「男だ」・・・・・・兄ちゃん」
気をつけなはれや。
~銀視点~
読者の皆様こんにちは。『(主曰く)武器兼ペット兼天然男殺し』の銀です。最後のは意味が良く分かりませんが。
さて。どうして私がこんな風に語っているのか?主人公どうした?という疑問は受け付けます。現在わが主は、
「粉砕!!」
ドゴッ
「玉砕!!」
ゴスッ
「大喝采ィィィィィィィィ!!!」
バゴオオオオオオオオオン
「あ”ぁーっはっはっは!!全速前進DA!!]
・・・・・・と、まあこのようにとても語れる状況ではなくて。仕方なく私が担当しているのです。
日ごろのストレスが溜まっていたのでしょうか、ファンゴの群れを見つけるとすぐに突撃していって、後はこの状態です。バーサーク状態と言うらしいです。
・バーサーク(凶戦士モード)
本能を呼び覚ます事によって全能力を鬼のように強化する技。
本能のままに行動するのでとても危険。下手をすれば社会的に抹殺されるような事に。
・・・・・・とまあ、こういう状況らしいです。怖いです。頭の上にいても狂気がひしひしと伝わってきます。
あれから10分くらいして。
ようやくファンゴの群れを殲滅し終わったみたいです。終始バーサークでした。私的には二度とやってほしくありません。
ん~ネタがなあ・・・・・・それよりも更新する時間がなあ・・・・・・。
銀(ver,幼女モード)「こんにちは。今回ゲストとして呼ばれました銀と言います。よろしくお願いします」
やあいらっしゃい銀ちゃん。でもその姿はおじさん耐えられないからやめてほしいなあ。
銀「え?主に「その姿で行けば絶対ウケる」と言われたので来たのですが」
アイツが犯人かあぁ――――――っ!!
銀「ひゃっ!?いきなり叫んでどうしたんですか!?」
・・・・・・ああごめん。ちょっと気の迷いが。気にしないでね。
しかしあの野郎(龍稀)とは大違いだ。礼儀正しいし、暴力という言葉を知らないみたいだし。
銀「あ、そういえば主から「これをやれ」と言われた事があるのですが」
ん?何だい?
銀「えいっ!『火龍拳』!!」
ぎゃ(悲鳴を上げるまでもなく蒸発)
銀「・・・・・・・え、あれ?ちょっと、作者さん?作者さ――――――ん!!」
龍「おう。お疲れ銀」
銀「ただいまです主。しかし、あれで良かったのですか?」
龍「いんだよあれで。最近更新してないし、それの報いだ」