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日常~無言だったアイツが大活躍(?)~

     ~龍稀視点~







 皆様おはようございます。例えそちらが夜でもこっちは朝です。おはようございます。


 さて。皆様は覚えていますでしょうか?


 銀の毛並み、赤い眼、そして、犬とも狼とも似つかない不思議な外見・・・・・・そう、我が武器兼ペットである、


 銀だ。


 いつも気がつくと頭に乗っていたり、会ってから一度も鳴いたり吠えたりしない不思議な子だ。


 何でも、俺がイメージしたものになるという、やっぱり不思議な能力。


 多分、シャープペンから戦車まで何でもござれなのだろう。世界滅ぼせるぞ。


 時々話しかけたりするのだが、やっぱり無言なため、最近とても悲しかったのだ。


 何かいい案は無いのだろうか?


 話す・・・・・・喋る・・・・・・ついでに二足歩行も見てみたいな・・・・・・





 閃いた。キタコレ。


 さっそくイメージを開始する。たった三つのヒントでも何をイメージしているのかが分かった人は凄い。



 





 

 今から俺がイメージするのは『人間』


 この姿なら喋れるだろうし、何より色々と便利だろう。


 頭の上という定位置から銀をおろし、目の前に置く。


 



 

 さあ。イメージ開始だ。























 ここで問題です。俺はしっかりとイメージできたでしょうか?


1,出来た

2,出来なかった

3,そんな事よりさっさとストーリー進めろヴォケ



 







 





 答えは1でした。正解者には銀の形をしたぬいぐるみを後日発送致します。








 さあ状況確認だ。



 さっきまで犬やら狼やらわかんなかった銀の姿は、




 


 

 腰まで伸びるさらさらな銀色の髪


 大きく、そしてクリクリとしている赤い目


 そして、



 10歳くらいの、見た目。













 違う俺はロリじゃない確かに背が小さい方が撫でやすいとか思ったけどもうちょっと年上でもせめて中学生くらいならセーフだといやでもそれも犯罪かなヤヴァイヤヴァイヤヴァイヤヴァ・・・・・・





 いかん。ちょっとショートしてしまった。



 とりあえず聞いてみよう。



 「えーっと・・・・・・銀、でいいんだよな?」


 「はい。主」


 子供らしい音程の高い声での返答。ああ癒される。




 違う違う違う俺はロリじゃない第一声で癒されるくらいなら普通の人でもあるだろうというか子供ってだいたい皆可愛いじゃん何で可愛いとか言ったらロリコンなの子供は宝だぞ国宝だぞ世界遺産だぞ







 いかん。やっぱりショートしてしまった。・・・・・・・ん?


 「『主』?」


 「はい。あなたは私の主ですよね?」


 確かに死神は『くれた』けどさ。主って・・・・・・主・・・・・・ああ癒される。



 違う違う俺はロリじゃない以下省略。 





 いかん。このままだとヤヴァイ。何がっていうと主に社会的立場が。幸いリリアは今外出中だし、今元に戻せば大丈夫だろうか






 ガチャッ


 リリアと目が合った。





 「あなたがそんな人だとは思いませんでしたっ!」



 ダッ(リリアが俺に背を向けて走り出す音)


 ゴスッ(とりあえず近く似合った本らしき物をリリアにぶつける音)


 ズルズルズル(気絶したリリアを部屋の中に引きずる音)







 リリアの後頭部にはたんこぶが出来ていた。






















 状況説明中・・・・・・


 もちろん死神の件は省いた。あんな事言ったって「頭大丈夫?」とか言われるだけだろうし。


 


 「なるほど・・・・・・。大体理解しました」


 「うむ。危うく社会から抹殺される所だった」


 誤解だけどね。


 「でも、こういう子って見てると癒されます・・・・・・」


 リリアが銀を見ながら言う。当の銀は首を傾げている。あ、可愛い違う俺はロリじゃな以下省略。



 「・・・・・・とりあえず、この姿はまずい。やっぱり元の姿に・・・」


 「えぇっ!?せっかく主とお話できると思ったのに・・・・・・」


 途端に俯き、涙目になる銀。・・・・・・・・・・・・ダメだ。コイツは犯罪クラスの可愛さ・・・・・・!!さらには意識していないという天然・・・・・・!!気を抜いたら持っていかれる!!


 「・・・・・・何か目覚めてしまいそうな気がします」


 リリアが呟いていた。ダメだ。この空間だけ桃色じゃないかぁ――――っ!




 「とりあえず今は戻させてくれ。これ以上は・・・・・・色々とまずい」


 「・・・・・・・・・・・・分かりました。」


 即座に戻す。危なかった。もう色々と危なかった。もう少しで「お持ち帰りぃーっ!」してしまうとこだった。



 今度からは気をつけよう。うん。























 その後、銀は元の姿でも俺と会話出来るようになった。


 銀本人は少し残念がっていたが、俺としては襲う心配が無くなったため喜んだ。


 何で会話出来るようになったのかは正直どうでも良かった。

 初感想イィィィヤッフゥゥゥゥゥ!!


龍「良かったな。しかもいきなりアドバイスと来た。この小説は本当にズタボロみたいだな」


 それはいただいたアドバイスと共に直していけばいいとイヤッフゥゥゥ!


龍「落ち着け(ゴスッ)」


 はぶぅっ!!・・・・・・あれ?ここはどこ私は・・・



龍「・・・・・・やり過ぎたようだ。だが気にしない。それが俺クオリティ。


  次回!【日常~ギルドって何なのさ~】期待は・・・・・・まあ、ちょっとだけならしてもいいんじゃないか?そこそこ書いてるし」



デレた!龍稀はツンデレだという事が判明



龍「シネ」




ぎゃあああああああああああああっ!!

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