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第16話~今度こそ空を飛べるはず~

またもやタイトルが関係ない話に。


努力はしてます。ええ、してますとも。

      ~龍稀視点~







緑色の煙が晴れる。おっさん達はいない。どうやらベース・・・ゲフンゲフンリリアの部屋にたどり着いたようだ。



とりあえずずっと抱えていたリリアがうるさいので落とす



ドサッ


「わひゃっ!」



何か言っているが気にしない。とりあえず作戦でも考えるか?あんま頭使うのヤだけど。


とりあえず外に兵士がいないか確認するため、部屋のドアを開ける。











鎧着たおっさんと目が合った。




「い・・・・・・!」




ゴスッ(おっさんを殴る音)


ズルズル(部屋まで引きずる音)


バタン(扉を閉める音)






「・・・・・・というわけで。連れてきてしまった」


「どういうわけですか!?」


うるさい。細かい事は気にするな。




・・・・・・待てよ?コイツ使える。



「リリア。ちょっと耳貸せ。名案思いついた」



作戦説明中・・・



「・・・・・・本当にそんな作戦でいいんですか?」


「うむ。多分いける」






「・・・・・・さて。準備はできたか?」


「はい。いつでも逝けます」


誤字誤字。まあいいか。




「ほんじゃまやってみますかぁ!」



扉を勢い良く開け、外に出る。・・・・・・うわ、360度おっさんしかいねえ。



「あら?鬼ごっこは終わりかしら?」


俺を拉致しようとした奴もいた。


「鬼ごっこはまだ続いてるぜ。









・・・・・・今度は俺達が鬼の番じゃあ!!」




手数の多い魔法検索。ヒット。



「『フリーズランサー』!」


決してテイ○ズではない。



魔方陣からつららが大量に飛び出て、次々とおっさん達に突き刺さっていく。


「次ィ!『サウザンドダガー』!」



今度はナイフが飛んでいく。ヒット。・・・・・・まだおるよ。全部で何人いるんだコイツら。



「わらわらと・・・おめーらはゴキブリかっての!」


ゴキブリか・・・なら。


「『アー○ジェット』!」


巨大なスプレー缶を取り出し、おっさん達に向かって煙を噴射。


・・・・・・おお。次々と倒れていく。○ースジェットすげえ。・・・・・・決してこれは魔法ではない。



「まだまだぁ!『ファイアボール』!!」


無数の火の玉がおっさん達に次々と向かっていく。着弾。発火。



「もういっちょ!『ウィンドカッター』!!」


次は風の刃を創り出し、おっさん達にぶつける。・・・・・・だいぶ減ってきた。次でラストかな。



「おっしゃあ止め逝ってみよっ!・・・・・・俺の拳が真っ赤に燃える!!友を救えと轟き叫ぶ!!















ばぁぁぁぁぁくねぇつ!!ゴッド――――フィンガアアアアアアアアア!!」




ズドオオオオオオオオオン!!




















・・・・・・さて状況確認だ。



変形した学園、おっさん達の屍(死んでないけど)、一人突っ立っている俺を拉致しようとした奴。





「・・・・・・さて。お前の手駒はもういねーぞ。どうすんだ?」




「・・・・・・・・・・・・仕方ありません。今日は諦めるとしましょう」


二度と俺の前に出てくんな。そしてずいぶん諦め早いなコイツ。



向こうがこちらに近づいてくる。と、


「アリスよ。いづれあなたをコレクションに加える者の名。・・・・・・覚えておきなさい」



「覚えないから二度と俺の前に現れるな」





「いつか・・・・・・必ず・・・・・・」


アリスとやらが去っていく。




「・・・・・・ふい~。どうやら諦めてくれたみたいだな」


大きく伸びをする。背骨がバキバキと音を鳴らす。



遠くに人影が見える。こちらに近づいてきてるって事は・・・・・・リリアかな。



「お~い終わった・・・・・・!?」



すごく暗い顔をしている。・・・・・・後ろからなにか黒いオーラのようなものが見える。



「リュウキさん・・・・・・流れ弾、当たってましたよ・・・?」


なんだその事か。



さっきの作戦の説明をしよう。ただひたすら敵をボコるだけ。以上。



・・・・・・いやマジで。ほんとにこれだけ。で。リリアは近距離戦闘しかできたいため敵の近くにいたから俺の魔法が当たったと?




「・・・・・・うん。それはすまんかった」


「すまんかった。じゃないですよ!!どうすんですかコレ!?体中ボロボロですよ!!」



服は所々破け、身体は・・・・・・泥でもかぶったのだろうか、真っ黒だった。



「ん~・・・・・・お詫びってわけじゃないけど、ほら」


ポケットに入れておいた袋を取り出す。朝もらった金だ。



「・・・・・・? 何ですかコレ?」


「もらった」


事実そうだし。



リリアが袋の中を確認している。と、


「・・・・・・金貨1枚に銀貨80枚!?こんな大金どうしたんですか!!」


「だからもらったっての」


親切な人がくれたんだよ。・・・・・・どうやらべらぼうに高いらしい。


リリアがスキップしながら去っていく。・・・・・・あれ、俺の分は?・・・・・・まあいいか。


ポケットの中に手を突っ込み、ある物を取り出す。さっきパクった金色の硬貨2枚。どうやらこれは金貨というものらしい。・・・・・・そしてとっても価値のある物だそうだ。


生活費ゲット。ここだけはアイツに感謝してやろう。

いやー終わったー。やっと終わったー。


龍「良かったな」


・・・・・・む。もっと労ってくれてもいいのに。


龍「まだ16話じゃねえか。60話くらいまで続いたら労ってやるよ」


目標は80話くらいだけどな。


さて。ここから番外編をはさみます。長編やって短編やってまた長編みたいな感じになると思います。短編は 日常がサブタイトルにつきます。


龍「しかしアレだな。俺が最後に使った技ってさ」


それ以上は言わないで。分かってる。パクったのは分かってる。



龍「・・・・・・まあいいか。

次回!【日常・レベルを上げたいならメタキンを狩れ】TAKE OFF!」


ちょっ、早い早い。・・・・・・まあいいか。


これからも精進いたしますので、よろしくお願いします。ついでに感想や評価もいただけると嬉しいです。

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