第11話~どうしてこうなった・・・!~
頑張って連投。
質が落ちているかも・・・
~龍稀視点~
さあ帰ってきた。さっきの場所からここまでで1秒かかっていない。HAHAHA人外の階段を上っている俺にはなんの造作も無いことSA!
・・・・・・言ってて悲しくなってきた。やめよう。
学園の入り口らしき門があったので、そこをくぐり、そして、
「いたぞー!!捕らえろー!!」
・・・・・・目の前には鎧を着ているおっさん数名。なんで?
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あの後、おっさん達を軽くボコり、なんで俺を捕まえようとしたか聞いてみる。
なかなか口を割らなかったので、少しO☆HA☆NA☆SHIしてみた所、すぐに答えを言ってくれた。
魔法は使えても魔砲は使えない。違いを知っている奴はファンと見た。
・・・・・・とまあそれはおいといて。
おっさん曰く「黒髪の使い魔を捕らえれば金がもらえるため」とのこと。誰だ俺を狙った奴は。
・・・・・・そういえば朝誰かに話しかけられたっけ?無視したからその腹いせとか・・・・・・?いやそれは無いだろう。
とりあえずおっさん達をもう一度ボコって気絶させた後、リリアの部屋に行くことにした。別に意味はない。 ・・・・・・鬼畜?鬼?っは、昔から良く言われるわい。
「・・・・・・そして、部屋の前まで来ていざ開けようとしたら別のおっさん達が来て現在逃げているというわけだ」
・・・・・・逃げています。全力ではないがそれなりの力で。え?さっきみたいにボコしろって?
メンドくさい。手痛いし、返り血つくし、何より平和主義者だし。・・・・・・ハイそこ、某ひぐ○しみたいに「嘘だっ!!」とか言わない。
しかし、いい加減鬼ごっこも飽きてきた。どうしよっかな・・・・・・肉体言語?いや手とか痛いし・・・・・・
そこで俺はひらめいた。
「ファンタジックな世界なんだし、魔法で一掃しちゃえばいいじゃないの」
それだ!なぜ気づかなかった俺!!
急いで世界情報を引っ張り出し、広範囲殲滅魔法を探す。・・・・・・あった。
足を止め、逃げるのを止め、後ろを振り向く。
おっさん達が、
「・・・・・・ようやく諦めてくれたか。まったく、こんな年にもなって鬼ごっこをやるなんて思わなかったよ」
「これも全部あの人が悪い。・・・・・・お嬢さん。悪いが、素直につかまってくれないかね?抵抗しなければ痛い思いはしないで済む」
ピキッと、額に青筋が浮かぶのが感じられる。誰が女だヴォケ。大体いきなり「捕まえろ!!」だなんてちょっと酷くね?こちとら重労働して眠くなったから寝ようとしてただけなのに。寝させろ。
「・・・・・・オイ脂分たっぷりなジジィ共。これだけは言わせてもらうぞ」
両手を前に突き出し、さっき検索した魔法を放つ準備をする。
「俺ぁ女じゃねぇ。正真正銘の男だ。俺だって好き好んでこんな姿してるんじゃ――――――」
さあジジィ共。いっちょ逝ってこいや。
「――――――ねぇんだよっ!!『ウィンドストーム』!!」
突き出した両手からいくつもの竜巻が現れ、ジジィ共に向かってまっすぐ飛んでいく。
「なっ!!魔法だと!?コイツは魔法を使わないって言われたのに・・・・・・嘘じゃねぇか!!」
「今はそんなこと言ってる場合じゃねえだろ!!逃げぶべっ!?」
竜巻が次々とジジィ共を空の彼方へ飛ばす。
・・・・・・うん。少しスッキリしたかな。・・・・・・後は
「俺を捕まえようなんざぁ1000年かかっても無理な話だよ」
そう決め台詞を残し、まずは俺を捕まえようなんて事を思いついた奴を探す。・・・・・・敵は何処よ・・・・・・。
「見ツカッタラ、骨一本残ルト思ナヨ?」
あぁダメだ。筋肉が引きつって思うように動かせない。
頑張った・・・頑張ったよ作者・・・
一日二回も三回も連続更新できる方が羨ましい・・・