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第10話~偉い人の正体、なんかすごい事に~

この小説では感想、評価、悪態毒舌悪口をいつでもお待ちしております。


・・・・・・あ、だからと言って作者に向かって「バーカバーカ」とかはやめてくださいね?


最悪寝込みますよ。三日くらい。

    ~龍稀視点~




前回までのあらすじ。



魔法が使いたくて使った結果山が一つ消し飛ぶ大惨事。おまけに誰かに見つかったため、急いで学園を脱出(チキンとか言うな)。出たら出たで馬車が盗賊達に襲われていたため盗賊をフルボッコ。なぜか分からないがそのまま馬車の護衛をする事に。で、それも終わり報酬を貰ったところでかっこよく退散しようとして声をかけられた。以上があらすじである。



何故呼び止めた。せっかくさっさと帰ろうとしたのに。・・・アレか。これが巷で噂のKYというやつか。



仕方なく俺を呼び止めた本人がいる方向・・・つまり後ろを向く。そこにはさっきと変わらず護衛さん。馬車。そして女の子がいた。









・・・・・・・・・あるぇー?さっきと光景が違うような?一度前を向き、もう一度振り返る。




そこには護衛さん。馬車。そして・・・・・・・・・さっきまでいなかったはずの、女の子。





これは幻覚だ。うん。・・・アレだ。きっと疲れてるんだ。ならさっさと帰って寝





「待ってください」




その台詞は前話で聞いた。






「あの・・・・・・危ないところを助けていただき、ありがとうございました」



と、女の子が頭を下げる。・・・・・・コレはどういった反応をすればいいのさ?



と、護衛さんが、



「貴様ぁ!!姫様の前で頭が高いぞ!!」




とおっしゃった。





・・・・・・ん?姫様?それってどゆ事?








「どうやら分かっていないらしいな・・・・・・ならば教えよう」


と、護衛さんが勝手に喋りだす。








「このお方の名前はルシータ・ラルグランド・・・・・・この国の、王女様だ」
















・・・・・・・・・・・・・・・・はい?こんな子が王女様?いやでも確かにこの国の名前はラルグランドだし、名前に国の名前はいってるし・・・・・・はい?






少し呼吸を整え、俺はゆっくりと喋りだす。




「この子が・・・・・・この国の王女様?」


「そうだ」






「こんなちっちゃい子が、王女様?」


「貴様!!姫様に向かってそのような事を「いいのです」・・・・・・しかし!!」


「いえ、いいんです・・・・・・身体が小さいのは、良く言われますし・・・・・・」


と、王女様から暗いオーラが・・・・・・なんか触れてはいけないところだったのだろうか?



「えーと、その・・・・・・なんだ。すまん」


「いえ、別にいいんです・・・・・・努力は、してるんですが・・・・・・」



また暗いオーラが・・・このままではまずい。何かが。咄嗟に俺は話題を切り替える。




「そういや、なんでまた王女様直々にお礼なんて?」




「・・・・・・どうして、背が伸びないのでしょう・・・それに他の部分も・・・・・・」




ヤバい。まだトラウマっぽい状況から抜け出せていないらしい。なげぇ。



こうなったら護衛さんに聞こう。と思ったのだが、



「姫様、落ち着いてください!!姫様はまだ成長期ではないのです!!これから伸びるはずですから!!」




・・・・・・どうやら必死に励ましている最中のようだ。ガンバ。



まあ報酬はもらったし、とりあえず学園に戻るとしよう。・・・太陽を見る。大体お昼時くらいかな。


そう思ってると腹が減ってきた。後で何か買うかな。



そのまま、暗いムード漂う場所から逃げるようにして抜け出した。目指すは学園。

お気に入り登録が増えている・・・だと・・・・・・?


ありがとうございます。これからもっと精進したいと思いますので、生暖かい目で見守っていてください。

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