プロローグ:最強の担い手使いは転生する
初投稿で拙い所も多々あると思われますが、楽しんで頂けるように頑張ります。
「もう疲れちゃったよ」
夕日が照らす中で俺はなんだったか分からなくなった物だけが埋め尽くす荒野に佇んでいた。
「いつもいつも誰かの為に生きてどれくらい経ったんだろう……信じたかったな」
一筋の粒が俺の頬をつたり、地に落ちる前に消えてなくなった。
「ははっ、もう流すことすら許されないってか。ならもう俺にはこの力は要らないよな。スキル:【担い手】発動。記憶を固体化し、転生を開始する」
俺を中心に複雑な魔法陣が世界全土を覆うと、世界という存在を飲み込んでいく。しかしこの世界に存在するする生物はもう俺一人。特に関係ない。
「さよならだ。ありがとうな……」
視界を埋め尽くす程の真っ白な光と共に俺はこの世界から消え、同時にこの世界は終わりを告げた。
それと時を同じくして、全く違う世界で男の子が生まれた。そしてその赤子は自身にしか見えない光の板をみていた。
(封じることは出来てもやっぱりこの力は消えないのかよ)
赤子が見ていた板にはこう書かれていた。
~~~~~~~~~~
名前:ユート・アルファトス
性別:男
年齢:0
種族:人族(絶対種)
状態:(封印【権能:<絶対>】【スキル取得】)、(担い手:未設定)
干渉力:Lv規格不可
魔法力:2500/2500(D)
固有:無し
スキル:未取得
(権能:<絶対LV0><担い手LV->)
称号:転生者、担い手使い、全てを超える者、絶対なる者
~~~~~~~~~~
短いですが、特に書くことがなかったですいません。次からちゃんとしてます。
訂正部:ステータスに魔法力を追加