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15秒間だけ存在するお金を好きなように生み出せる能力者vs掛けているサングラスからビームを出せる能力者

正直この回は深夜テンションで書いたものなのでちょっとの語彙力や設定、日本語の乱れは勘弁してほしいです。


【今回のフィールドは、反射フィールド、デス】


【投げた物や光が同じ速さで跳ね返りマス】


【ですが、人は跳ね返りまセン】


長文を機械音声が読み上げ、読み終わったと同時に試合開始のベルが鳴る。


ゴォォォォン!!!!


そのベルが鳴り終わると、サングラスをかけた男が笑みを浮かべる。


「ふふふっ、お金を生み出す?笑わせてくれるじゃない...そんな能力でどう戦おうと言うのさ?」


サングラスをかけているので良く見えないが、サングラスの男がは不敵な笑みを浮かべながらサングラスに左手を伸ばす。


左手がサングラスに触れる...その瞬間サングラスが金色に光り一筋の黄金がもう一人の男に向かって飛んで行く。


ここで、今まで目を閉じていたもう一人の男、金使いが目を開けて喋り始める。


「ふっ、なかなかコケにしてくれんじゃん?だけどよぉ〜このフィールドの特徴のところ聞いていたのかぁ!?」


金使いの男は首を傾けることで黄金の筋を回避する。


しかも金使いが避けた筋は壁にあたり跳ね返り、サングラスの男に向かって戻り始める。


___っ!


サングラスの男が驚いたように体を下げさせるが、下げたタイミングが遅く、間に合わない。


黄金の筋がサングラスの男の顔に当たる。


「はぁー、呆気なかったな」


そう金使いが呟くが...


まだ金使いの前に男が立っていた。


「なっ、確実に当たったはず!?」


そう金使いは驚くがよく見てみるとサングラスにヒビが入っている。


「ふぅ、危なかったぜ...」


サングラスの男はサングラスのヒビ割れた部分を触りながら呟く。


___これはあくまで予想だが...さっき耐えたのは本気でサングラスからビームを撃ってビームを相殺したからだろう、それに最大火力で撃つとサングラス自体が持たないんだ!


そんな仮説を考えながら左手を銃の形にして相手とは別方向の壁を向ける。


金使いは精神を研ぎ澄ませ、一気に爆発させる。


「発射!!!」


チャリン!!!


今度は金使いの指先から一筋の金、いやかねが拳銃に負けるも劣らない程のスピードで発射される。


「どんどん行くぞ!!」


「っ!?」


また、サングラスの男とは無関係の所に金を発射される。


もう一回、またもう一回と連射し気がつくとこのフィールドに7個の金の筋ができていた。


「金を高速で飛ばしているわけだな!!なら!」


ビュン!


ビュン!ビュン!ビュン!


「こっちもその黄金の乱舞に混ぜて貰おうかな?」


サングラスの男も至る所にビームを撒き散らす。


その後、両腕を腰に当て威嚇するように仁王立ちをする。


その様子を見て金使いは怯むどころかサングラスの男を心配し始めた。


「おいおいおい!大丈夫か?そんな余裕こいて...それで負けたら赤っ恥だぜ?」


「ふん、負ける事などないから考えてないな」


そう喋っていると黄金の数が一気に減り始める。


「もう15秒も経ったか...」


そう困惑するように呟く声と、


「成る程奴にはそんな弱点が...」


相手の弱点を覚えておこうとする声が聞こえる。


「はぁ!!」


相手の弱点を聞いて少し驚いている隙を狙ってお金を発射する。


しかし今度は紙だ。


まるで手裏剣のように飛んで行ったお札は簡単にサングラスの男に避けられ壁に刺さった・・・・・・


「「なっ!」」


二人とも驚く、が、驚きから戻るのはサングラスの男の方が早かった。


「今だ!!」


左手でサングラスを抑え今まで撃ってきたビームとは違うビームが発射される。


ピキッ!


サングラスにヒビが増える音が響く。


そのサングラスからは今までは半透明の金色だったが、今度のビームは完璧なる黄金色、全く透けていないのである。


その事と、ヒビの入った音でフルパワーで撃ってきたことを察する。


金使いは左手を目の前のビームに向けてかざす、すると...


キィィン!!


ビームが斜め上に軌道が逸れたのだ!


その反射したビームは5回ほどの反射でサングラスの男に戻る軌道になる。


___少し...不味いな


サングラスの男が思い、左足を踏み込む。


シャァァ!!


いきなり踏み込んだ左足が滑ったのだ。


「な、なにぃ!?いきなり摩擦を奪われたかのように滑りやがったぁぁ!!!」


実はサングラスの男は左足を踏み込むとき金使いが発生させたコインを踏んでいたのだ。


勿論その場でサングラスの男はバランスを崩し倒れる、そこに黄金色のビームが飛んでくるが、


___ここは致し方無い!!


サングラスの男は左手で顔を庇ったのだ。


勿論庇ったので左手に黄金色のビームは当たり...


ドカァァァン!!


爆発したが、サングラスの男は左手が部位欠損をしただけでまだ生きている。


「まだ生きている!?」


左手を銃の形にしてサングラスの男に向ける。


が、いきなり相手が大声をあげ、一瞬だけ怯んでしまう。


「クソォォ!!!最高火力だぁぁ!!!」


そう叫ぶとサングラスの男は立ち上がり、残った右手をポケットに突っ込む。


その後すぐにポケットの中から大量のサングラスを取り出す。


計20個あるサングラスを全て纏め、目にかける。


側から見るとものすごく間抜けな姿だが、その状態でビームを撃つと物凄い威力になる。


「くっ、クソ!!」


銃の形にした左手から高速に回転するコインを撃ち出す。


「最高火力ぅぅぅぅ!!!」


そう相手が叫ぶと同時に世界が黄昏色に染まる。


それと同時に物凄い衝撃が世界を襲う。


「グッ...」


しかしその衝撃はすぐに収まりそれと同時にビームも消え失せる。


ふと気になりサングラスの男を見ると、失明し眉間に500円玉が刺さっている。


「どうやら今度こそ...倒せたらしい」


そう呟きながらこの部屋を去った


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