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【完結】異世界転生してモンスターを倒してそこそこ成功したので故郷に帰ったら、幼なじみを奴隷として買う事になった  作者: よぎそーと
第4章

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79回 いよいよ始まるお引っ越し 3

 とにもかくにも三週間、タカヒロ達はひたすらに土嚢を積み上げた。

 小型モンスターを遮るのに充分な厚みと高さを積み上げていく。

 それ以上のモンスター相手だと効果は薄いが、万全の対策など現時点では無理である。

 今はまだ小さな脅威を排除出来るものがあればそれで充分だった。

 それに、土を掘り出したことで自然と堀も出来ている。

 土嚢の分の高低差とあわせれば充分な高さは確保出来ている。

 即席で出来る防備としてはこれで充分だった。



「それじゃ、そろそろ大工さんを呼ぶか」

 頃合いだろうと見計らって次の段階へと進んでいく。

 とにかく、廃屋の片付け。

 これをまずはこなさなければならない。

 でなければ何も進まない。

 しかし、素人だけではどうしても無理である。

 職人を呼ばなくてはならない。

「それと作業員も」

「俺達だけじゃ足りないですしね」

 周旋屋の方にも発注が必要になる。

 予想はしてたが金がかなり減っていく。

「こりゃ、予想してたより出費が多いかもな」

 色々と見越して金を貯めてきたが、それでも足りるかどうか不安になっていく。



 幸いにもモンスターは結構出てくる。

 倒すのは手間だが、核を手に入れる事が出来る。

 出費の分を補うのもそう難しくはない。

 自転車操業であるが、工事を進めながら金を稼いでいける。

 それでも出費の方が大きいが、差し引きで考えればそれほど大きくはない。



 そして、作業を一気に進めるために、可能な限り人員を手配する。

 下手に金をけちって作業員を減らすと、その分だけ日数がかかる。

 作業日が増えればその分だけ出費も大きくなる。

 時間がのびれば、不意の出来事も発生するかもしれない。

 それらを避ける為に、出来る限り多くの人員を用意していった。

 その人数で、一気に作業を進めるために。


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