表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

異世界転生・転移関係

【完結】異世界転生してモンスターを倒してそこそこ成功したので故郷に帰ったら、幼なじみを奴隷として買う事になった

「おかしい、どうしてこうなった?」
 村から町に出て数年。
 危険なモンスターと戦いながらも生き延び、そこそこ金もたまって成功したと思った頃。
 口減らしも兼ねて追い出されるように出てきた(追い出された?)村に戻ったら、何故か幼馴染(女)を買うことになった。
 もともと、あまりよい話を聞かない家だったこともあり、売りに出された娘を同情で買い取ることに。
 下手にどこぞに売り飛ばされるよりは、自分の目の届くところで面倒をみようなどと思ってしまった。


「こんなつもりじゃなかったんだが」
などと思うも、既に遅い。
 帰省は追い出した連中に「ざまあみろ」という程度のつもりであったのだが。
「どうしてこうなった?」
 そう思うも、悩んでばかりもいられない。
 買い取った幼馴染は見事に奴隷となっている。
 となれば、生活の面倒をみなくてはならない。
 奴隷のご主人様といっても楽が出来るわけではない。
 仕事は奴隷にさせることは出来るが、生活の面倒は所有者の責任だ。
 これから生活の面倒は買い取った者がみていかねばならない。


「あれ、奴隷って維持するのがかなり大変じゃねえの?」
 今更ながらにこのことに気づいていきながらも、買い取ってしまった以上責任は果たさねばならない。
 欲望のはけ口にしてる場合じゃない。
 というか、そんな余裕はどこにもない。
「とにかく仕事をさせないと」
 少しは生活費を稼いでもらわないと大変だ。
「これって扶養家族なんじゃないのか?」
 実態としてその通りである。
 奴隷を囲ったご主人様なんて優雅なものじゃ全然ない。


 何より、毎日の仕事がある。
 自分の食い扶持のためにも、奴隷(として救った幼馴染)を養うためにも、今まで以上に稼がなくちゃならない。
 奴隷に働かせて稼ぐなんて、夢のまた夢。
 むしろ、奴隷のためにあれこれがんばってる。
「どっちがご主人様なんだよ」


 そんなぼやきを漏らしつつ、今日も転生先の異世界でがんばっていく。


 ようするに、タイトルが粗筋そのものという事だ。


※感想や誤字脱字の報告はメッセージで。
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 1 ~ 100 を表示中
第1章
第2章
第3章
54回 奴隷のお仕事
2018/07/11 20:00
55回 奴隷のお仕事 2
2018/07/11 22:00
56回 奴隷のお仕事 3
2018/07/12 12:00
57回 奴隷の気持ち
2018/07/12 17:00
第4章
第5章
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 1 ~ 100 を表示中
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。




活動支援はこちら↓

あらためて支援サイトであるファンティアの事でも
https://rnowhj2anwpq4wa.seesaa.net/article/501269240.html
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ