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夢試験  作者: 薗澤 未来
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第2試験 悪夢の始まり

「で、貴方達異世界人がここにいると…そうゆうことか。」


1人の少女…夢夏は宙にふわふわと浮きながらそう言った。今の状況の理由(説明)を全てドスグロテクトの少女に話してもらった。


ドスグロテクトの少女の名前が、

ドリーム・エクストロー・プリンセス・キラリ・スラト 異世界で通っている名前だ。この世界で使う名前が、姫野きらり。未来の姉だという事も明らかになった。そして異世界にある母国の第一王女らしい。


そして未来の本名が、

ドリーム・エクストロー・プリンセス・ミラクル・スラト

きらりの妹。そして異世界にある母国の第二王女らしい。


その異世界にある二人の母国に異変が起きたのは二年前の事だった。

笑顔が絶えない夢で溢れてる国、

ステレアレクス

ある日国に訪れてきた小さな子供二人がきっかけだった。旅をしていて三日間の間だけ居させてくださいとの事だったので子供だし…居させることにした国民と王族達。しかし、この判断が間違っていたのだった。


二人の子供は双子の男女で名を

男の子の方は無夢むむ

女の子の方は夢魔むま


悪夢の始まりが訪れた…

国に居させて三日が経った。

二人が出ていこうとした瞬間、異変が起きた。一人の子供が倒れだし、苦しみ出したのだった。そしてまた一人、また一人と子供だけが倒れていく。

でも倒れていない子供もいる。その子供は全員ドリームプロテクト戦士であったのだ。


しかし、数秒して倒れた子供達が起きだして黒い靄に包まれた…

黒い靄が消えた時には姿が変わってドスグロテクトになっていたのだ。ドスグロテクトの人数の割合は多く、八割はいた。元々笑顔と夢で溢れていた国だったから余りドリームプロテクトが必要なく、たったの二割だけだった。


「フフッ……ハハハハハッ…やっぱらくしょーだったっ〜フフッ」


笑いの声を上げたのはなんと訪れていた双子の子供の夢魔の方だった。


「夢魔!やったね!」


その言葉に喜びを上げたのは男の子の方、無夢だったのだ。

そこにたまたま居た未来は、こう尋ねた。


「貴方達の目的は一体何なんですか?」


その言葉が可笑しかったのか二人は豪快に笑った。そして夢魔がこう言った。


「見て分かんない?まずはこの国をっ!そして次はこの世界をっ!ドスグロテクトで支配するんだけど?」


「ボスのご命令でもありますからー。」


クスクスと笑う双子…


ーーーーッ!


その瞬間未来の頭の中に姉の名前がよぎった。未来の姉はまだドリームプロテクトになっていないのだ。だからドスグロテクトになってしまう可能性が高い事になる。


「急いでお城に戻らなきゃっ…」


未来はお城に向かって走り出す。

残った双子は…


「行っちゃったね。無夢。そろそろ本気で行っとく?」


「行こうか。」




そして国民達は…

本当の悪夢を知ったのだ…

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