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金星

作者: 低反発
掲載日:2013/03/31


 コンクリイトの坂をのぼっていると、ぽんっと空気の壁にぶち当たった。どうしたものかと思いながら、その壁の脇を通ろうとするもまたぽんっ。

 仕方がないので引き返すことにした。


 振り向くとどこかで見たような一番星がニヤニヤしながら立っていた。理由はわからないが、またおまえか、と心の中で悪態をついた。


 「引き返すのかい」

 「そうだ。悪いか」

 「悪かないさ。でも良くもナイナ」

 「わかったような口ききやがって」

 そう吐き捨てながら一番星を殴ろうとすると、ふと一番星は群青色の煙に巻いた。

 「この坂をのぼると何があるんだい」

 と、いつの間にか後ろに回った一番星は興味なさそうに聞いてきた。

 「カフェーだよ」

 私も無機的に答えた。

 「よし、じゃあそこで待つとしよう。早くおいで」

 そう言い残すと再び一番星は煙に巻いた。



思わず今日のはココア色のあの方っぽくなってしまいました。遠い。遠い。

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