資本主義も全ての◯◯主義もいらない、幸せに暮らさせてくれ
いつも読んで下さってありがとうございます。
今回は社畜、ホームレス、生活◯護、チャネリング、守護霊の話しが含まれます。
この話しはフィクションです。
「俺は社畜世代と天人世代の狭間の世代で、9才の時に宇宙人の存在が公になりました。」
ブラウンのアバターは目がボタンで表情が分からない、茶色の手に指はないが、たぶん本体の人が指を組んだようなモーションだった。
社畜世代というのは私の世代、天人世代より前の世代の総称で、
宇宙人と国々が交流していると公然と認知される以前に、思春期や大人にすでになっていた世代だ。
その人たちは大概資本主義に揉まれて社畜化していたのでそう呼ばれている。
とくにこうゆう宇宙好きが集まるVR空間では宇宙人公式後と以前に分かれて話されがちなので分かりやすくそう言われている。
クマさんは続けてしゃべった。
「それから9年後18才から1年くらいはブラックバイトを転々とするフリーターでした。」
クマさんの声はかすれた声をしている。
私は働いたことがないので純粋にすごいなと思った。
「でも働くとか資本主義が合わなくて何もかも嫌になって、1ヶ月くらいホームレスをしてました。
そんなある日、夢の中でオリオン星人に
『君、前世オリオン星人だよー。』と言われたんです。」
チャネリング、つまりお告げ系らしい。
宇宙人公式前ならこうゆうことを話すとヤバイ人扱いだったらしいが、彼らは人間と脳内で会話をしがちというのはよく聞く。
そもそも宇宙人はテレパシーでコミュニケーションを取る者も多いので、物理的に会うより自然と言えば自然である。
ブラウンは続けて話す。
「最初はベンチで寝て疲れてるから変な夢を見たんだろうと思っていたんですけど、
何度も何度も来て
『もうすぐ資本主義終わるよー。あと5日くらい。』とも言われました。
いや、さすがに5日はないだろと思ってたんです。
…でも5日後、道路にあるホログラム掲示に
『日本、資本主義終了』とニュースになってて、俺のホームレス生活も終わりました。」
資本主義終了。
私も覚えている。13才の時、今から10年前のことだ。
もちろん資本主義が終了する前に宇宙人の技術や知識の提供、AI化によって仕事は徐々に減っていて手当てや給付金なども増えていたのだが、
生活◯護も上手く機能しておらず、給付制度だけで暮らせるほどの金額ではなかった。
それが生活出来るくらい給付されるようになった日ということだ。
「それからずっとそのオリオン星人とはチャネリングをしてます。
今、繋がっているので質問などあれば受け付けます。
俺の場合脳内でオリオン星人の声を聞いてから自分の言葉で話すので憑依したように話すわけではありません。
それでよければどーぞ。」
ブラウンというかそのオリオン星人に質問できるらしい。
え?でも何がいいだろう。プレアデス星人ではないしな。
と思っていたらルイが手をあげている。
心なしかまだにらんでいるように見えるけど気のせいだろうか?
「どーぞ。」
と言ってクマさんは質問を許可する。
ルイが立ち上がって話し始めた。
「チャネリングと言いますが本当にそのオリオン星人は実在しているのでしょうか?
想像の産物ではない証拠はありますか?
そしてもし存在しているなら見た目や生活環境などは具体的に分かりますか?」
ルイはシビアに突っ込んで聞いている。
それに対してクマさんはレイに目のボタンを合わせて話し始めた。
「えー、まず俺とチャネリングしているオリオン星人が実在しているかは証明が難しいです。なので想像の産物と言われたら否定出来ません。
そして存在としてイメージで入って来るのは小柄な基本は四足歩行のクマのような者で、科学技術は無いですが人間に近い知能です。
森で暮らしていて、戦いが苦手ですね。」
クマさんはレイに向かって続けて尋ねる。
「他に質問はありますか?」
「あります。」
レイはまだ聞くことがあるらしい。クマさんは頷いて手を前に出し、質問を促した。
「まずブラウンさんとそのオリオン星人はブラウンさんの前世と関係があったのでしょうか?
そしてオリオン星人というとやはりオリオン大戦のイメージがあるのですが、戦いが苦手だとしてそれはどうなさっていたのですか?」
オリオン大戦とはオリオン座あたりで昔起こったらしい宇宙大戦争のことだ。
スター◯ォーズ的なものだと思ったら間違いない。
クマさんが答える。
「ありがとうございます、いい質問です。
まず俺にチャネリングしてる宇宙人は前世の俺らしいです。
この世は実は時間という概念がないのでややこしいんですが、俺が俺に話してるんです。
つまりもうチャネリングしてるオリオン星人は生きていなくて守護霊のようなものだと思ってください。」
全然関係ないが、私もプレアデス星人様の守護霊欲しいなと思った。
ブラウンは続ける。
「そしてそのクマの宇宙人ですが、彼らは基本的に身を隠し続け、どうしても無理な時は戦ってましたが、戦闘能力はあまりなく逃げ回ってました。」
地球の熊とは大違いだ。
いや、熊も身を隠すは隠してるか。強いけど。
他の人からもいくつか質問があり、このイベントは結構盛り上がって終了した。
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