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宇宙人に恋してる  作者: 02369385


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5/5

寝ながら食べる頑固なすし職人のすしはおいしい

いつも読んで下さりありがとうございます。

今回の話しはタイムマシーン、引き寄せ、仏教の話しが含まれます。

















過去へ行けるタイムマシーンが宇宙人とAIと人間の手により完成した、というニュースがトピックに出ていた。


もともとタイムマシーンは宇宙人がすでに持っているのは知っていたが、

その技術提供により地球で作れるようになったらしい。

もちろん一般人が使えるのはまだ先だろうが、これはすごいなと思った。


でも今やVRでどこでも行ける。

VR、これも宇宙人から提供された情報で進化しAIによって作られている。


現実と虚構、人間とAI、この世とあの世。

それらは違うが繋がっていている気がする。



宇宙人との交流が公開され、彼らとの対話が公然と行われる前の時代、スピリチュアルブームと言うものがあったらしい。


『考えれば引き寄せられ現実化する』


それは突き詰めると心と現実は繋がっている。

いくつも世界はあり、それを選べばいいと言うもののだ。


しかしそれが出来ない人も多くいた。

そんな状態へ政府が宇宙人と人間は以前から交流していた。と発表した。

そして彼らの技術や知識、考えなどが公に提供され、AIロボが高性能になり、五感を満足させるVRなどが造られ、人は仕事をしなくてよくなった。



私たちの世代は『天人(てんにん)世代』と呼ばれている。

天人とは仏教用語で(てん)に住む人のことだ。

天というのは幸せで楽しいことが多い世界の場所。

でもそこにあるのは永遠の幸せではなく、結局最後は楽しくない世界、地獄や人間界に戻ってしまう。

だーかーらー悟ろうぜ!

悟ったらもっと上の永遠の世界があるぜ。

ということらしい。


というか悟り世代というものもあったみたいだが結局悟れたのだろうか?

どちらにせよ、こちらは宇宙人オタクの人間だ。

今を楽しませてもらう。


ピロリロリンピロリロリンピロピロピロピロピロリロリー♪


天上じゃなくてAIのシロリアンから音が鳴った。


「食事の時間です。」


そう言って白い球体は、フィルムに包まれた一辺が3cmの立方体を体から出した触手のような腕で掴み、差し出す。

ご飯だ。

完全栄養食、これを摂取すれば一日中食べなくても大丈夫なやつ。


そんなに食に興味もないのでこれだが、グルメな人はAIに古今東西の色んな物を作ってもらっている。


この前に入ったVRは、昔の頑固なすし職人の中トロを寝ながら食べるという企画だった。

確かに味もおいしかったがその発想がおもしろかった。

宇宙人宇宙人言っているが、もちろん人間の技術などもできる限りデータ化をして仮想現実で味でも何でも出力出来る時代だ。

すし屋も減るわけだ。


フルーツを混ぜたような味のキューブをモグモグしながらそう思った。


▽▲▽▲▽▲


「ルイさんから連絡が来ました。

文章を読み上げますか?」


椅子に座ってゆっくりしているとシロリアンがそう言った。

会ってから1週間ちょっと経つ、正直もう会いたくないなと思っていたが、一応読み上げてもらった。


「ルイです。

先日はカフェでお会い出来て楽しかったです。

明後日、VRの『こちら宇宙連邦船内』で企画ライブがあるのですが、そこで会いませんか?…以上です。」


あー、どうしようか。

『こちら宇宙連邦船内』というのは最近出来たVR空間で宇宙や宇宙人系の企画を主にしている場所だ。

気になってはいたが行ったことはなかった。

リアルで会わなくていいのはいいけど、うーん。


「ありがとう。シロリアンさんはどう思う?行った方がいいかな?」


読み上げたAIに聞いてみた。


「行ってみてはどうでしょう?

途中でイヤになったらすぐ戻っても来れますし、その後気まずいなら連絡を断ってもいいと思います。」


シロリアンが言うならそうしようかな。

私は行くことにした。

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