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宇宙人に恋してる  作者: 02369385


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10/13

列車と宇宙人の組み合わせはメロい


▲▽▲▽▲▽


夜更かしのせいか、いつの間にか30分程度ベッドで寝ていた。

あくびをし、伸びをし、起きる。


私はシロリアンと別行動を取ることにした。

一緒にいると彼はこちらの世話をしなければいけないので、今から5時間後、夕方6時までお互い自由行動にする。

ちなみに彼と私の脳内チップの連携も切ってある。

集中して鉄オタを楽しんで欲しい。


この寝台特急は本州をぐるっと一周して東京に戻ってくるというもので、車内にカフェやレストラン、展望室があり、決まった日に決まった駅で一定時間停車し、下車したければして観光してからまた搭乗出来るというものだ。


展望室へ行くことにした。

通路を歩く。

乗った時に薄々気づいていたが、この車両、天井が高い。

久しぶりに乗ったけど新幹線ってこんなに高かっただろうか?


展望室には誰もいなかった。

車両の一番後ろに展望室はある、つまり景色がどんどん後ろに伸びて行く。

今、自然の多い所を通過しているみたいで緑のトンネルが美しい。


この前のニュースで過去へ行けるタイムマシーンが作られたと報道されてたが、もし景色が見えたらこんな感じに伸びて見えるのかもしれない。

シロリアンのための旅行だったが、私も結構楽しんでいた。


「わー綺麗。」


後ろから声がする。人が来たのだろうか?

振り向くと

巨大というか背が高い、2m以上はある、いや2m20くらい?の人が入って来た。

ただ大きさというより、スリムで高いという感じだ。

金髪でそれを伸ばして首の後ろで一つに結んでいる。

服は白っぽいシルバーの上下のセットアップ。

北欧の人のような見た目。

……え?あれ?

この人ってもしかして……


「隣いい?」


そうその人に聞かれたので頷いた。

私のカンが言っている。

これはそうきっと…

その人は空いてる向かいの席に座って話し出した。


「こんにちは、アリア…だよね?僕はルイの知り合いでプレアデス星人のコナー。」


そう言われた。

えーと、夢?私まだ個室で寝てるのだろうか?

頭の中がパニックだった。

彼は続けた。


「急に言われてもびっくりするよね?落ち着いて。」


そう言うと同時に、いかにもロボというようなAIが展望室に入って来て飲み物を進めて来た。

コナーと言う人は水を頼んだので私も同じものを頼んだ。


水を飲む。

味がしない。

それはそうか水だし。

彼はさらに話し始めた。


「ルイと僕は知り合いで、彼がすごく君に夢中だから、どんな人なのか気になって会いに来ちゃった。」


私は自分を落ち着かせるためにイマジナリーオタクたちに心の中で話しかけた。

みんな、想像して欲しい。

物心つくかつかないかくらいから推していたどタイプの宇宙人が目の前でしゃべってる。

そんな時に相手の話しの内容なんか入ってこない。

あーーー!

という+なのか-なのかもう分からない感情の渦しか入って来ない。

わかるよね?

今それです。


「ルイが言ってたんだけど、アリアはルイのこと友達としか思ってないの?」


何か聞いてる?

内容入ってこないのよ。

返事出来る分けないでしょ!

心に警報鳴ってんのよこっちは!

私は顔も見れずに水の揺れる波紋を見ていた。

推しに失礼なのは分かる。

しかし急が急過ぎる。心の準備をさせて欲しい。


するとぬっと青い目が水越しに見えた。

びっくりしてボトルを落としそうになってそれを彼が受け取ったので目が合った。


「緊張してる?大丈夫、僕大きいけど怖くないよ。」


そう言って2本のボトルを片手で持って笑っている。

あーーー!

もうあーーー!しかない。

あーーー!

あーーー!

あーーー!

と心の中で叫んでいた。

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