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Archives: IKB/00 - ファントムコード(プロローグ)

その記録は存在しない。だが、消されたことだけは確かだった。


池袋。再開発と廃墟が混在するこの街で、探偵・明智悟あけちさとるは、ある依頼を受ける。

「失踪した女子高生を探してほしい」と。


だが、調査を進めるうちに奇妙なことに気づく。

•彼女のSNSアカウントがログごと削除されている

•通っていた高校の在籍記録もない

•防犯カメラ映像にも映っていない

•だが、確かに「彼女は存在していた」という証言者は複数いる


やがて悟は、《朱嶺書房》という古本屋に辿り着く。

そこで見つけたのは、公安内部から流出したとされる未分類の「記録断片」。

そこに記されていたのは、IKB(都市コード:池袋)に関する削除ファイルだった。


「この街には、“記録されない”人間がいる。君がその目で追えば分かる」


ファイル名:Archives:IKB

――悟は、この街の“存在しない記録”にアクセスしてしまった。


そして、見てはいけない“彼女”を見てしまう。


「君は…誰だ?」


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