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憧れの恋愛  作者: 橋本雪
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彼にあこがれた日々

私はY。高校三年生でもうすぐ卒業式。

私には中学三年生のときから憧れている人がいる。学校と塾が同じで、彼はとても賢い。

難しい問題も事もなげに答える姿を見て私もあんな人になりたいと思うようになっていた。

話してみると彼は人柄もよく、私が彼を好きになるのに時間はかからなかった。

私は彼との接点を増やしたくて分からない問題を積極的に聞きに行っていた。


卒業式の日、私は彼と写真を撮った。

この時合格発表はまだだったが、受けた大学が違っていたので合格していても落ちていても別の道を歩むことは決まっていた。だから私はこの写真は最初で最後の私と彼のツーショット写真だと感動し、宝物にしようと思った。私が恋愛相談していた友達も自分のことのように喜んでくれて私は幸せ者だなと感じた。


合格発表の日。彼から合格したという知らせがあった。

私も合格していたので安堵した。

彼とラインをしていると突然「今一瞬付き合いたいって思っちゃったなあ」というメッセージが来た。

私は嬉しくなって「私はいいよ」と返事した。

彼は遠距離恋愛になることを懸念していた。確かに大学は離れており、三カ月に一回ぐらいのペースでしか会えないのだ。

しかし私はずっと憧れていた人と両想いになれた嬉しさで舞い上がっていた。

聞けば私が分からない問題を質問しに行っていたのが頼られている感じがして嬉しかったそうだ。

二人で相談して遠距離にはなってしまうけれど付き合うことにした。



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