ガラスの中のシンドバッド
僕には自由がない。
なんでか聞かれたらこういうね。「自分の意志で指さえ動かすことができないんだ」。鏡の中にいる僕には自由なんて大層なものは手に入れることを許してもらえない。僕はなんで生まれてきて、どうして生きているんだろうな。
僕がこうゆうことを考えているということは、あいつは充実しているということだ。全くなんで人の感情に左右されて生きていかなきゃいけないんだ。
次、生まれてくることがあるんだったら今度はあっち側に生まれさせて、自由を探す旅をさせてくれ。
短くてすみません。