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悪役令嬢に転生したおばさんは憧れの辺境伯と結ばれたい  作者: ゆうゆう


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パーティーまで1週間です

卒業パーティーまで後1週間と言う頃、贈り物と手紙が届きました。


送り主はヴォルフ様。

愛しの婚約者様です。


手紙には卒業パーティーで着てもらえるようにドレスを作ったから送りますとありました。


もう数ヶ月ヴォルフ様と会っていなかった。

試験やエミリーとセルビ様の婚約の相談など忙しくしていた時は良かった。


ゆっくりと部屋にいると、ふと彼の事を思い出し少し寂しかったのだ。


そんな時にこの手紙が来て何とも心の中が暖かくなったように感じた。


アンジェリーナが家族以外にドレスを贈られるのは初めての事だった。


普通は婚約者がいれば、節目節目の大きなパーティー前などに相手からドレスを贈られるが前の婚約者のライアン様にはそう言う気遣いを一切された事がなかったからだ。


この前アンヌリーブ様と話をしていてライアン様がちゃんとドレスを贈っていた事に安堵し、ライアン様が新しい婚約者のアンヌリーブ様を大事にしている事を嬉しく思った。


ドレスの箱を開けると、そこにはとても鮮やかなワインレッド色のドレスが入っていた。


胸元はストレートビスチェでシルバーの繊細なレースの半袖で腕を覆ったオフショルダー。

マーメイドラインのドレスに胸元と同じレースがスカートのように後から横に掛けて重なっていた。



「まあ、素敵ですね。

お嬢様は普段青系のドレスが多いですが、このワインレッドのドレスはとてもお似合いになりそうですわ」

とエマが言った。


「そう? 髪はアップに結い上げる方がいいかしら?」


「そうですね。アップにしてドレスと同色の花とリボンで飾りましょうか」


好きな人から贈られたドレスを一番素敵に見えるように、ドレスに合う髪型とアクセサリーを考えている時間がとても幸せだった。

このドレスを着て素敵にドレスアップした姿を見てもらいたい。

そう思うと寂しさも吹き飛んだ。


手紙にはパーティー前日には、こちらへ来てくれるとも書いてあったのだ。


忙しいだろうし辺境から戻るのも大変だから、無理しないように手紙に書いたのに、アンジェに寂しい思いはさせないって言ってくれた。


それがとても嬉しかった。


あと1週間でヴォルフ様に会える。

そう思うと踊り出したいくらいウキウキした。


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