女子会で報告します(2)
恐縮するアンヌリーブ様を宥めて、話を進めます。
「それと、解消が公になったら、すぐにヴォルフ様との婚約を発表するから、みんなもまたお祝いに来てくれる?」
「わぁ! それは間違いなくおめでとうよね」
「よかったわねアンジェ!おめでとう」
「ヴォルフ様なら間違いなく幸せね」
各々に祝福の言葉をもらい皆で拍手までしてくれた。
「ありがとう。
あのね、これはアンヌのお陰なの」
「アンジェ何を言っているの?」
アンヌリーブ様は怪訝な顔をしています。
みんなもなぜ?と言う顔です。
私は1つづつ説明していきます。
まず、アンヌリーブ様がこの国に来てくれたから起こった奇跡。
ライアン殿下とアンヌリーブ様がお互いに好意を持ってくれたことにより、国同士の交流を深める為に婚姻話が出た事。
それによって私の婚約が解消されて、私がヴォルフ様と婚約が出来た事。
「そう言う事だったの…」
クラリッサが納得と言う感じで頷いています。
見るとキャロルとエミリーも同じような様子です。
「でも、私のためにアンジェは婚約解消なんて不名誉な事になったのに…」
とまた気にしてるアンヌリーブ様。
「いいえ、やっぱりアンヌリーブ様のお陰ですわ
だって、アンジェとヴォルフ様はホントにお似合いですのよ。
でも、ライアン殿下の婚約者という足枷があったから、私達はずっとヤキモキしておりましたの」
と、キャロルが力説している。
また恋愛小説のようだと感動しているのだろう。
「そうです。
殿下には申し訳ないですけど、アンジェとは相性が良くなかったですしね」
とエミリーが上手い言い回しで私に殿下は向いてないと言っています。
「でも、アンヌリーブ様とライアン殿下は上手くいってますの?」
とクラリッサが心配気に聞いている。
「私も最初アンジェの事を聞いて心配しましたの、でも大事にすると約束してくださいましたから」
と、頬を赤らめながら答えています。
「ライアン殿下は、アンヌに恋をしているの。
だから、私と同じ対応にはならないわ」
と言うと。
「なぜ、アンジェが自信をもって答えているの?」
とエミリーに突っ込まれました。
「そうね、変ね…」
「ふふふ」
「嫌だわ、アンジェったら」
なんだか、みんなで笑ってしまった。
なんだか、心がフワフワとしている気分です。




