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悪役令嬢に転生したおばさんは憧れの辺境伯と結ばれたい  作者: ゆうゆう


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試験結果

パーティーも無事に終わり、翌朝、学校へ向かうと正面玄関口の横に簡易式の掲示板が置いてありました。


そこには試験結果が貼り出されています。


掲示板を目指し歩き進めると、左から、1年生、2年生、3年生と順番に結果が張られていました。


1番左の列を眺めます。

私の名前は… ありました。

上から3番目に。


1位の方は隣のクラスの男子だから、顔は知りませんね。2位はエミリーのクラスの人だ。


まずまずの成績でよかったです。

これで心おきなく冬休みに入れますね。


まだ早い時間で、掲示板を見ている生徒もあまりいないので、3年生の方も見てみようかな。

遠征にとばされる程の成績の悪さって、何位だったのかしら?


そんなことを考えながら場所を移動して、3年生の結果表を眺めます。

1位は予想通りトーマス・セルビ様だった

なるほどあんなに分かりやすいノートを作るだけあるわね。


それで殿下は…

え?

92位! 95人中の92番目?


やばっ!

そりゃ~怒られるわ~ ほとんどビリじゃん!


呆気にとられて、眺めていると

「おはようございます。ラフォール公爵令嬢 素晴らしい試験結果でしたね」

1番の方に言われるのも、何だか複雑だけど。

嫌味を含んだ言い方ではないから、素直に言ってくれているのでしょうね。


「おはようございます。

セルビ伯爵令息様こそ、1番おめでとうございます」


そう言ってセルビ様に向き合った。

セルビ様は複雑な心境が顔に現れていて

「おめでたくはないですよ、自分の勉強ばかりして、もっと殿下のフォローをしたらどうだと怒られるのは目に見えてますからね」

そう言って自虐的に苦笑いしている。

やる気がない者に教える事程、虚しくて無駄な事はないものね。

特に自分より上の立場の人間になんて、怒る事もできないし…


「殿下はいつまで、お休みになりますの?」


「たぶんこのまま冬休みが明けて、しばらく経ってからになるでしょうね。

慣れない殿下が一緒ですから、普段の遠征より日数がかかる事は予想されます」


騎士団の方も大変だな~

あれ? そう言えば兄様もヴォルフ様も騎士団なのに、遠征に参加はしてないんだ…


今度聞いてみよう。

年末にはまたヴォルフ様も来てくれるって言ってたしね。


そうなのです!

昨夜、年越しのパーティーでまた踊りましょうと約束してくれたのです。

ヴォルフ様とまた会う機会をもてるなんて、夢のようです。


は! また思考が内にこもってしまったわ。

いけない、いけない。


「そ、そうですか。

その間はセルビ様もゆっくりご自分の事に時間を使えますね」

ニッコリ笑えば


「ええ、お陰様で。息抜きさせてもらってます」

とニッコリ返された。


「ふふふ」「はははは」


何となく2人で顔を見合せ笑ってしまった。


この方も苦労されていたんですね。

心中お察しいたします。


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