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新たなニュース

新学期が始まり早3ヶ月。

いろんな事がありましたね、本当に。


ジュリアス殿下の妃選び騒動はやっと落ち着きをみています。

私達4人が選定人として名乗りをあげてからは、失礼な行動や過剰なアピールをする令嬢もいなくなり、先ずは自分磨きを怠らないようにしないと私達に目を付けられると言う噂がまことしやか囁かれる様になりました。


この噂がなかなか良い影響を生んでいるし、悪い事ではないのでそのまま黙認しています。


ミレーヌ様も学校に慣れてクラスメートとも談笑するようになったとノエラ様から聞きました。

ジュリアス殿下との交流も順調のようです。


私達は王妃様と相談の上、少し様子を見る事にしました。


ここでミレーヌ様を王太子妃候補に推薦してしまうとまた学校内が騒ぎ出しそうだし、第二のオードラン家みたいなのが出てきても面倒なので、ゆっくり進めることにしたのです。


王妃様は水面下でダンテール公爵家との繋がりを結び、この婚約を後押ししてくれる貴族を増やしていくそうです。


私達は2人がしっかり信頼と愛情を育めるように見守って、後押ししていくつもりです。


そんな落ち着いた日々が戻ってきたところに新たなニュースを運んできたのはやっぱりクラリッサでした。


「アンジェ、大変ですわ。

隣国のキリガスから短期留学生が来るそうですよ」


「留学生ですか?」


キリガスはアンヌリーブ様の祖国ファンブール公国とは反対側の場所に位置する隣国です。


オレリア様の婚約者が確かこのキリガスの公爵家の嫡男だったと記憶しています。


「そう、それもキリガスの王族と取り巻きらしいですわ」


また王族ですか…

この世界に転生して思う事は王子って結構な人数いるなぁ~って事です。


王族に関わるとろくな事がありません。

出来ることなら、今回は関わりたくありません。



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