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ミレーヌの変化

「学校…で?」

もうノエラ様が説得したのかしら?


「ミレーヌ、本当?

学校へ行く気になってくれたの?」

ノエラ様がびっくりして聞きます。


あれ? あの様子だとノエラ様も思いがけずって言う感じ?


「ノエラ様がミレーヌを説得してくれたの?」

オレリア様が代わりに聞いてくれました。


ノエラ様は首を横にブンブン振ります。

「まだ学校の話は何もしていません。

今までの事、私が勇気を出せずにいた事を謝って、お互いがバルバラに脅されていて、その状態を甘んじて受け入れてしまった事を謝って、誤解が解けて友達をやり直そうって話したんです」


「じゃあミレーヌあなたが自発的に学校へ行くと決めたの?」

リゼット様が聞きます。


「そうよ。リゼット姉様。

学校に行ってみたくなったの」

少し照れながら言うミレーヌ様。


「本当に? 本当に学校へ来てくれるのかい?

ミレーヌ嬢、我慢してはいないのか? 

大丈夫なのか?」

あたふたとジュリアス殿下が聞きます。


もう、興奮しすぎですよ。

弟よ、落ち着きなさい。


「ミレーヌ様、その様に考えが変わった理由をお聞きしても?」

私はミレーヌ様に心変わりの理由を聞きます。


「私はこの図書館にこもり1人で好きな事を調べ勉強出来ればいいと思っていました。

友達も私の心の中ではノエラがいました。

会えなくても彼女が友達なのは変わらないそう思って。

でも、ジュリアス様がここへやって来ていろんな話をしてくれて、自分の考えと違う考えを聞いたり、2人で議論する事がこんなにも楽しいものだと初めて知りました。

そしてこんなにも自分の思考が広がるものなのだと言う事も。

私は初めて他人に対しての興味も沸きました。

そしてノエラにも会いたい。

会って話をいっぱいしたいと思っていたところだったんです」


ジュリアス様がミレーヌ様の為にここへ通っているうちに彼女の中で人と関わる事の煩わしさより、楽しさが勝ったのね。

幼い頃の考え方が成長して自然に変化したところもあるのかもしれないし。

1人の考えより人からの影響によって広がる思考が何倍にもなったようだ。


何にしてもいい方向で変わってくれてよかった。



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