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王妃様にご報告

お城の車止めに馬車が到着して、顔見知りの侍女達に連れられて、王妃様のいらっしゃる王妃宮へ向かいます。


王妃様専用サロンへ案内されて、お茶を頂きながら、王妃様を待ちます。



暫くして、王妃様がやってきました。

「ごめんなさいね、待たせて。

4人ともジュリアスの為にありがとう」

と労いの言葉を頂きました。



「王妃様に置かれましては、ご機嫌麗しく拝察いたします。

ジュリアス様の為に尽くせる事は家臣として身に余る光栄にございます」

とオレリア様が公爵令嬢としての貫禄のご挨拶をします。


「そう言って貰えて嬉しいわ。

何か皆が報告したいような事があったのかしら?」

と王妃様が何やら楽しそうにおっしゃいます。


「ご報告いたします。

まずはこの数日の学校であった出来事から」


私が注意をした後、怒りで周りに八つ当たりをしたバルバラ様達が3日間の謹慎を受けた事。


バルバラ様達が謹慎になったのをいい事にジュリアス様に群がって来たその他の令嬢をオレリア様が一蹴したのち、我々がジュリアス様の妃選定を任されていると宣言をした事。


公爵令嬢のミレーヌ様が学校へ来ていない事が分かりオレリア様とリゼット様が話を聞きに言ってくれた事。


ジュリアス様も興味を持って公爵家へ言った事。


そのミレーヌ様がバルバラ様達にずっと嫌がらせや意地悪をされていた事。


ミレーヌ様をいじめていた3人も一枚岩ではなく、ノエラ様もまたバルバラ様達に強要されていた疑いがある事などを4人で代わる代わる話をしました。


王妃様はたまに疑問を差し入れたりして、熱心に聞き込んでくれています。



「ご報告は今のところこの様な感じでございます。

王妃様、今回ジュリアス様の事で私共もいろんな情報を集めたりしておりますが、私といたしましては侯爵令嬢が公爵令嬢を貶めるなど、許せる問題ではないのです。

どうかこの件に関しましては、王妃様の方でお調べ頂き、厳重なる処罰をお願いいしたく」

とオレリア様が締め括りました。



確かに学校でのゴタゴタとミレーヌ様がずっとされている事は次元が違う。

これを子供の戯れ言などで片付けると純然たる貴族のヒエラルキーにヒビを入れる事にもなりかねない。


それでも、私達はバルバラ様の家を潰すまでは望んでいない。


だから、憤慨していた公爵様にお願いして、私達に一任して貰っているのです。


なので、上手く収めて頂こうと王妃様にお願いをしました。

そう説明をすると、王妃様も納得してくださいました。


「ありがとういろいろ気を遣ってくれて。4人共さすがだわ

確かに公爵から王家に直訴されれば、大事にせざるを得ないわ。

しっかり調べて、侯爵が反省し自分の家を建て直せるならその方が国としても最善だもの」

と私達の考えに同意してくださいました。



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