表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
148/215

今日はカフェテリアにて。

次の日、今日のお昼はカフェテリアへ行くことにしました。


昨日の食堂での出来事は瞬く間に学校中に噂が広まったようで、みんなでカフェテリアにいても騒ぎ立てる人はいません。


その代わり、いたるところから聞き耳を立てられている事が分かります。


本来なら落ち着かない状態ですが、これも作戦です。

私達は和気あいあいと軽食を取りながら、今まであったあり得ない令嬢達の行動をわざと話に出します。

今まで、ジュリアス殿下に突撃してきた令嬢たちのあれやこれやを少し大きな声で、「ありえませんわ」

「令嬢にあるまじき行為」

「これも王妃様に報告ですわね」

など話をしていくのです。


周りで聞き耳を立てていた人達の中には身に覚えがあるのか、顔面蒼白な様子の方もいらっしゃいます。


反対にそんなに凄い事になっていたのかと驚いている方もいます。


きっとこれらも、あっという間に噂が流れるでしょう。



「皆さんお疲れ様でした。

いつもより声を張っておしゃべりをしたので、結構疲れましたね」


「ふう、 本当ね。

わざと声を張って優雅に見せるって大変なのね。

あまりしない事だから、新鮮ではあるけど」

と、隣のオレリア様も運動でもしたようにいいます。


休み時間も終りに近付き、回りから1人2人と人がいなくなったので、声のトーンも普段通りに戻します。


「さて、これからが本題ですが、皆さん今日は自由受講日ですので、この後お時間頂けますか?」

とオレリア様が昨日の放課後の報告の為に皆さんに予定の確認をします。


「もちろんです。この後は王家専用のサロンに移動しましょう」

ジュリアス殿下がいいます。


この学校では、月水金の午後の授業を自由に選ぶ事が出来ます。

各学科の先生が開いてくれている授業を自由に選んで受講したり、自分の勉強したい事の自習や研究にあてたり出来ます。

なので、怠ければいくらでも。

頑張ればいくらでも。と言う風に人により差はどんどん広がるように出来ています。


自由なだけに、貴族として己を律して頑張る生徒達が卒業後にこの国の中枢へ入れるチャンスを貰えたりもするのです。


そう言った事をちゃんと分かっていないと、ユーリアのように退学などになったりもします。


これまでは彼女以外そんな人いなかったけど、今年はどうなるかな…。


話は逸れたけど、取りあえず皆でサロンに移動して、オレリア様の報告を聞かないといけません。


「先程の食事では食べた気がしません。何か用意させましょう」

とジュリアス様がため息混じりに言います。


確かにいくら軽食とはいえ、食べている振りのような状態でしたね。

皆で食事のし直しかな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ