表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
119/215

ヴォルフ様の帰還

ニーナ様が部屋を飛び出して行ってしまったので、仕方なく伯爵家を後にしました。


結局、何も分からなかったけど決して冗談やいたずらではないと言う事だけはわかりました。


だって、あんなに真剣な顔で手まで震える程緊張している人がふざける訳ないでしょうから。


「はあ わざわざ出向いたのに、結果を出せずごめん。

夕方にはヴォルフ兄も帰って来るから、話を聞いてみようよ」


「そうですね。 あっ、でも他の方達には内緒で。 

心配を掛けたくありませんから」


「わかった。ではヴォルフ兄が帰って来たら、僕の部屋で話をしよう。

僕が声をかけるよ」

と提案してくれました。




◇◇◇◇◇◇◇◇◇


マリウス様は予定より早く帰って来たヴォルフ様に領地の事で報告があるから部屋で話そうと誘いました。


汗を流し着替えたヴォルフ様はマリウス様の部屋へやって来ました。


部屋に入って私がいたので、ちょっと驚いているヴォルフ様。


「アンジェ? 君もよばれたのか?

領地の事ってソバについてなのか?」

そうマリウス様に話しています。


話しながらもヴォルフ様は私を気にしています。

そうですよね。ヴォルフ様が帰ってきた時も少し態度がよそよそしくなってしまって…。

普段のように話せませんでした。

ヴォルフ様が気にしていたのは知っていたけど、あえて2人っきりになるのを避けてしまいました。


だって2人になったら何を口走ってしまうか分かりません。

今更ながらにマリウス様がいてくれて良かったです。

今の私は何とか平静をたもっています。


「ごめんヴォルフ兄。

話は領地の事じゃないんだ。

アンジェリーナ嬢とヴォルフ兄の一大事だよ」


「なんの事だ? アンジェ何かあったのか?

それで何か様子がおかしかったのか?」

とても心配そうに見つめるヴォルフ様を見ていると、到底浮気したり、二股を掛けているようには見えません。


やはりニーナ様の勘違いでしょうか…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ