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その22

リジーは利き腕の爪を噛みながらもそれ程緊張はしていなかった。シュナイダーがいてくれるからと心の隅では分かってはいた。だけどいずれは去っていく人なのでと心に蓋をしていた。


一方のシュナイダーはと言うと絞り込んだ人の中からこれと言う人に絞り込めずにいた。

イヴァンはコンピューターにかじりついていた。

サミーはリジーの気をなんとかシュナイダーに向けさせようとあれこれちょっかいをかけてくる。

リジーはちょっとだけイラっとしたが、気のおけない友人だから我慢した。

ほんとよ?

だってとっても面白い友人なんだもの。


送り先がおかしいと思われる人物が浮かび上がったのはそれから30分とたったかどうかと言うところ…。

なぜ気がついたかって?

それはそうだ、住所が載ってないからね。

郵便局留めにされているのもおかしかった。

それは女性の名前が書かれているものだった。

だとすると親玉は女?

わからない…。

とりあえずはコンタクトをとってみる事に。

こちらももちろんネットは漫画喫茶から。

イヴァンがネットに詳しい人物とコンタクトを取り、頼んでやってもらったものだ。

内容までは伝えていない。

それがこの仕事のルール。

詮索しないことが生き残る唯一の方法なのだ。


「郵便局留めでは駄目です。」と書くと送信した。

相手がどう出てくるかをしばらく待ったが、反応はなかった。これで反応がなければこいつじゃないと言うことが確定する。

1時間待ったが、相手が見てない可能性も考え、1日待つ事に。

他の人にもアレコレと書いて送信した。

本当に欲しい人なら食いついてくる内容を書いたつもりだが、果たしてどう出るか?



翌日もまた同じ漫画喫茶から着信の確認をすると、1人は取り消しともう1人はまだ反応がない。そしてもう1人、女からは返信が…あった。


女からの返信はこうだ。

「自宅はマズイので取りに行くと言うことでもよければ早めに取りに伺いたい。」と言う内容だ。間違いない。この女だ。


反応がなかった人には売れた旨を送信。またの取引をよろしくお願いしますと書いたのだ。


女への返信は、是非にお願いしますと書くと、場所と時間を指定して送信をかけた。間違いない。この女だ。


シュナイダー達は携帯している武器の確認を始めた。それはもしもの時に役に立つからだ。


リジーは心配だったが、一日も早く事件を解決して欲しかったので彼等がする事を黙って見ていた。



そして約束の日時と場所の確認をしてリジーはこのホテルで待機となり、シュナイダーが用意した大勢の私服警官に守られながら時が過ぎるのを黙って見ていた。


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