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詩集♡季映(ときばえ)  作者: 詩織
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初嵐



秋の初めに吹く、強い風がある。



台風の到来の季を告げ、



暑さの続いた後に



すこし涼しげに吹き渡る。



___初嵐。



この風の翌日は、



きれいな澄んだ秋空が見れるという。


挿絵(By みてみん)


ねむの花 くすぐり笑う 初嵐



詩織 2017・8・20








庭のある家を持つことは


いまの日本では贅沢なのかもしれない。


まして その庭で火を焚ける場所をもてたら


贅沢は倍増するだろう…




秋の夕暮、枯葉を集め


親しい友人や今は亡き祖父と


穏やかな時を過ごした。




アルミホイルにサツマイモを包む前に


濡らした新聞紙に芋を包むと


適度に蒸されてバサバサにならず、


ほっくり焼き上がる。




木の枝にアルミをぐるぐるに巻いて


凸凹の下地を作り最初だけ油を塗る。


回しながらホットケーキの種を

かけながら直火にかける。


焼けたら種をかけ ぐるぐる回す。


焼けたら種をかけ ぐるぐる回す。


焼けたら種をかけ ぐるぐる回す。


焼けたら種をかけ ぐるぐる回す。


焼けたら種をかけ ぐるぐる回す。



(字数を稼いでるようだが)))


(笑)))



適当な大きさになったら冷ますと!


バームクゥーヘンのでき上がり。


(*´∀`*) おいしいよ♪






赤々と燃ゆる炎を見つめていると、


沈黙も苦ではなくなり、


むしろ心地よかったりする。


それは無意識に火と語り、


火の中に眠る思い出を巡る旅に


出かけているのかもしれない。






風呂炊きの仕事を手伝いながら


薪がはぜる音と


爺ちゃんの低い声は、


静寂の深い闇の中に

吸い込まれていくように感じた。




火焚は、

小枝を種火に薪を正しい組み方に

しないと良い火にならない、




そうして子供たちは火の扱い方を覚え


どこまでしたら危なくて


どうしたらいい火になるか


自然に身につけていった。




いまはもう、


そんな生活を持つことは


夢のまた夢だが、




そんな情景を小さく切り取ったような


ストーブのような暖炉が流行りだという。




北海道の家は、一日中 火を落とさない、


だから、本土より案外暖かく、


ストーブの上でコトコト炊かれるスープは


ほんとうに おいしかった♪



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