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詩集♡季映(ときばえ)  作者: 詩織
55/170

ぞうきんがけ選手権、






「よーい、ドン!」



タッタッタッタタタタタ、、、



ヽ(・、 .)ノコケッ



「もぉ、またここや~」




「なかなか、いっぺんに

端っこまで行けへんな~」




「ああ、そこに節目があるやろ~」



「雑巾が引っかかるんやわー」



「おかあちゃんも、そこで

よくコケてたわ~」



「へぇ~、おかあちゃんもー」



 へぇ~(*´∇`)(笑)










 お玄関は、お客さん用で

家のもんは裏から出入りするんが

当たり前、



裏とは言っても


ちゃんとした裏口があるわけやなくて


縁側にサンダルが置いてあるくらいの

簡単な出入り口



その縁側を毎朝、

雑巾がけするんが

ウチの仕事だった、



ぐるっと母屋を囲う、

てかてかと黒光りした

縁側を裸足でダッシュしてると





”風になったみたい~”




だけど、


じょうずに風になるには


いろんな条件が重ならなくては


いけない。



雑巾は タオルやなくて

手拭てぬぐいの古いのを

何枚も積み重ねて

木綿糸で婆ちゃんが縫ったやつ




雑巾のしぼり方のコツは、

おおかしぼり過ぎると

すべりが悪くなって


びしょびしょでも、

これもまたあかんで、

微妙な加減があった、



あとは、

ぞうきんに触れる手の置き方と、

床の摩擦力を上手に増幅できると




気持ちよー



風に乗れたんやで~




もしなー、



もしも、


あん時、

”縁側、雑巾がけ選手権”があったら


(*´∇`)ウチ

1等賞まちがいなしやったと思うわ~


(笑)






「ほらほら、汚れたぞうきんで、

いつまでも拭いてちゃあかんがな、」



「はあい(笑)」



ばあちゃんが

洗った 


ぞうきんをキュッとしぼる


「ポ~ン♪」っと


放物線を描きながら



ぞうきんが飛んでくる。



飛んでくるぞうきんの向こうに



ばあちゃんが笑う



笑ったばあちゃんの向こうに



真っ青な夏の空






挿絵(By みてみん)




夏の空、ええ気持ちやな~(笑)

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