むかしむかしあるところに、
「むかーし、むかし、あるところに、」
で始まる物語の主人公は
力がなくて弱い主人公が
力があって強い悪者に勝とうとする
そんな おはなし
主人公の他力本願に
いささかの疑問を感じる
今日この頃。
まともにぶつかったら敵かなわないから
知恵を働かせて
相手を騙したり、たぶらかしたり、
強い誰かにやっつけてもらったり、
みんなを買収して協力してもらったり、
どちらが悪者か、わからない。
( ̄~ ̄;) だって、怪我するじゃん。
(`・ω´・)+ ずるくない?
( ̄~ ̄;)だって、血がでるじゃん。
あいつら、強いんだもん、
(`・ω´・)+ 犬も猿も雉も
きび団子ひとつで働いてるんだよ?
ボッタくりのブラック企業じゃん。
( ̄~ ̄;)そ、そんなこと知らないよ
ばあちゃんがそうしなさいって、
言ったんだもん、
ぼ、ぼく 知らない。
だ、だいたいから、
鬼退治になんか
行きたくなかったのに
爺ちゃんが行けっていうから、
行っただけだもん
婆ちゃんが途中で会った
お腹をすかした動物がいるから
きび団子をあげなさいって
言ったから、
あげただけだもん。
ぼ、ぼく知らない、
ぼくのせいじゃないもん。
君はやれるだけやったのか?
自分の行く手をさえぎる敵を
打ち破り戦ったのか?
それならば、
なぜ、
けなげに立ち向かう主人公の
かっこいい場面は語られないの
だろうか?
鬼は ほんとうに悪者だったの
だろうか?