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詩集♡季映(ときばえ)  作者: 詩織
159/170

雪の花



巡らす心 ひらひらと 


くるくる 回らす 風の花


さむ風 辻風 天狗風


雪やこんこ あられやこんこ








荒れさびた枯れ野の空はどんよりと


見渡すかぎりの冬木立


黙々と横たわる静けさは


虫の音もあと絶え病んで


風の音だけ耳を切る。





しんしんと降りつもる雪


寒林かんばやし


伽藍がらんとした奥深い


自然の無となる静寂に


荒れ吹く風は雪風巻ゆきしまき


枯れ木に花を咲かせましょう


爺の咲かせた雪桜



挿絵(By みてみん)



清水さんの舞台の上で


見渡すかぎりの雪桜を見たことがあります。


あの花は木の枝にふかふかの掛け布団のように


降り積もって桜が咲いたみたいに見えるだけだと分かっているのに



陽があたっていると温もりが伝わってきそう



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